元2NE1のCL、ニューシングル「SPICY」MV公開…クールな歌詞にも注目

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写真=Very Cherry
元2NE1のCLが、カリスマ性溢れる新曲でカムバックした。

CLは8月24日午後6時、各音楽配信サイトを通じてニューシングル「SPICY」を発売した。これは2月に発売したシングル「Wish You Were Here」以来、6ヶ月ぶりに披露した新曲だ。

彼女は1stソロフルアルバム「ALPHA」の制作に取り組んでおり、フルアルバムの発売に先立って、今回のアルバムのスタートを切る1stシングルとして「SPICY」を先行公開した。これに止まらず、9月に「ALPHA」の2ndシングルを、10月に「ALPHA」アルバムの全曲を発売する計画だ。

世界中の音楽ファンの関心の中でベールを脱いだ「SPICY」は、タイトルのように強烈な魅力のヒップホップ曲だ。先立って、「+POST UP+」を通じてCLとのコラボを披露した世界的なプロデューサーのBaauer、Mnet「高等ラッパー3」で頭角を現したsokodomoが楽曲の制作に参加した。CLは、作詞作業に主導的に参加し、自身だけのカラーを加えた。

彼女は「遊んだことなく走り続けてきた / でもこれから始まり / 最後だと思ったなら氷山の一角 / Still 確実なtaste 失わない味覚 / 私を評価する前にあらかじめ変えて / 君の時間」という歌詞を通じて、鋭く切れ味抜群のラップを披露した。また「辛味で選んで / Chicken soup rice noodle / Style Korean / どこから来たのか聞いて / Spice too hot / We from South Korea」とし、韓国人としてのプライドも表した。

これは音楽業界でデビューして以来、堂々として独立的な人物の象徴になったCLのキャラクターを実感させる歌詞だ。2013年と2015年、それぞれ発売したソロ曲「THE BADDEST FEMALE」「Hello Bitches」の流れをくむCLだけの新しいクラシックという点で、「SPICY」と前作を比較して聴く楽しさも届ける。

CLはこのようなキャラクターを「SPICY」で辛味のソースになぞらえた。「Do you have that sauce that is spicy? Made in Korea」という俳優ジョン・マルコビッチのナレーションのように、CLは韓国で生まれて様々な環境で活動と成長を続けてきた。自分を取り巻くさまざまな偏見にも屈することなく、絶えず走り続けて、強い自分を構築した。

彼女が、韓国的な要素を自身の曲に取り入れたのは今回が初めてではない。これに先立って、昨年10月に発売した「HWA」でも、子供の頃によく遊んでいた韓国の遊び「ムクゲノ花が咲きました(“だるまさんがころんだ“と同じような遊び)」をサビの歌詞に活用して、軽快な音楽を完成させた。

ミュージックビデオでも、CLの強烈なカリスマ性がそのまま表れている。CLは、sokodomo、Lil Cherry、Omega Sapienなど、最近のヒップホップシーンで注目されている個性派ミュージシャンたちとミュージックビデオに共に出演して相乗効果を生み出した。

2009年、2NE1のリーダーとして歌手活動をスタートさせたCLは、メンバーたちと一緒に「Fire」「I Don‘t Care」「FOLLOW ME」「CLAP YOUR HANDS」「IT HURTS」「You And I」「Lonely」「I AM THE BEST」「MISSING YOU」「Come Back Home」「GOTTA BE YOU」など、さまざまな楽曲をヒットさせ、韓国国内外の音楽ファンの支持を受けてきた。特に2016年のシングル「Lifted」で、韓国の女性ソロ歌手初の米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」にランクイン(94位)する快挙を成し遂げた。

2NE1の解散後は、所属事務所だったYG ENTERTAINMENTを離れて独り立ちに成功した。レーベル「Very Cherry」を立ち上げ、6曲を収録したミニアルバム「IN THE NAME OF LOVE」に続いてシングル「HWA」「5thAR」まで、相次いでソロシングルを発売して音楽ファンとコミュニケーションを続けてきた。

CLは「SPICY」の活動の一環として久しぶりに音楽番組に出演し、新曲のステージを披露する予定だ。

記者 : ファン・ヘジン