ファン・ソンホン、チェ・ヨンス、チョ・ウォンヒ、SHINeeのミンホ、ペ・ソンジェがKリーグの公式アンバサダーとして活躍する。

韓国プロサッカー連盟は本日（28日）、ファン・ソンホン、チェ・ヨンス、チョ・ウォンヒ、ミンホ、ペ・ソンジェの5人をKリーグのアンバサダーに任命したと発表した。

ファン・ソンホン前監督は1993年、浦項（ポハン）で選手としてデビューし、2000年まで計64試合に出場して31ゴール、16アシストを記録した。2013年には浦項の監督として、KリーグとFA杯で同時に優勝し、2016年にはFCソウルの監督として優勝するなど、監督としても華やかなキャリアを誇る。国家代表の経歴としては、2002年W杯組別リーグ第1戦ポーランド戦の先制ゴールをはじめ、Aマッチ103試合50ゴールでアジア最高のゴールゲッターと呼ばれ、大活躍した。

チェ・ヨンス前監督は1994年、LGチーターズでデビューし、同年35試合で10ゴール、7アシストを記録し、新人王に輝いた。2000年には34試合に出場し、14ゴール、10アシストでMVP受賞の光栄を味わった。引退後、2011年からFCソウルの監督に就任した後、2012年にリーグ優勝、2013年にAFCチャンピオンズリーグ準優勝、2015年にFA杯で優勝を果たした。最近では、SBSの「ゴールを決める彼女ら」など、バラエティ番組や解説など、様々なシーンでサッカーファンと会っている。

チョ・ウォンヒ元選手は、2002年蔚山（ウルサン）を皮切りに2020年の水原FCまで、Kリーグだけで293試合に出場した。2009年には、英サッカー2部のウィガン・アスレティックFCに移籍し、ヨーロッパに進出した。引退後はYouTubeクリエイター、解説などで活動している。特にスカイスポーツチャンネルで編成される番組「ダイナミックピッチ」にパネラーとして出演し、選手とコーチとして、Kリーグの経験をファンに伝える予定だ。

SHINeeのミンホは2008年にデビューしたグループSHINeeのメンバーで音楽だけでなく、ドラマや映画など様々な分野で活躍し、多芸多才な姿で海外でも人気が高い。江原（カンウォン）、釜山（プサン）、済州（チェジュ）の監督を歴任したチェ・ユンギョム現連盟技術委員の次男としてもよく知られている。普段、Kリーグの競技場を訪れるほど、サッカーへの愛情は深いという。ミンホは忙しいスケジュールにも関わらず、サッカーへの情熱でKリーグアンバサダーに参加したいという意思を連盟に伝えてきた。

ペ・ソンジェアナウンサーは、今季からKリーグの1キャスターとして、連盟の内部中継を行っている。普段、本人が出演する番組でKリーグを積極的に宣伝するなど、Kリーグに深い愛情を示してきた。2014年にKリーグのユースサッカー発展のため1000万ウォン（約100万円）を寄付し、昨年は新型コロナウイルスの影響で、Kリーグが一時中止された際、Kリーグのオンライン開幕戦に参加するなど、Kリーグ広報の先頭に立ってきた。

Kリーグアンバサダーは、Kリーグを代表する顔として連盟が主催する各公式イベントに出席し、個人的な活動を通じてKリーグの認知拡大の役割を果たす予定だ。

任命式は14日、ソウル鍾路（チョンノ）区省谷美術館で行われ、ファン・ソンホン、チェ・ヨンス、チョ・ウォンヒ、ミンホにKリーグアンバサダーの任命状が与えられた。同日、個人的な日程で出席できなかったペ・ソンジェアナウンサーには、今後Kリーグ試合の中継放送を通じて、任命式が行われる予定だ。

連盟は今回のアンバサダー選任について「伝説の監督及び選手、人気歌手、タレントなど、Kリーグと関係がある様々な方々と協力し、Kリーグを人々に広く知らせることが目標です」と伝えた。

【アンバサダー任命 コメント】

◆ファン・ソンホン
アンバサダーに任命してくださった連盟の関係者の皆様に感謝します。新型コロナウイルスの影響により、Kリーグを含め、多くの方が苦しんでいますが、私が微力ながらKリーグの発展のため、どこにでも駆けつけ、最善を尽くします。

◆チェ・ヨンス
Kリーグのアンバサダーになり、光栄に思っています。至らない点もあるかと思いますが、私なりにKリーグの存在を高めるため、より一生懸命に最善を尽くして努力します。

◆チョウ・ウォンヒ
Kリーグのアンバサダーになれて、とても光栄です。今は、新型コロナウイルスのため、多くのサッカーファンが競技場に来れませんが、このような状況で私が最善を尽くして、Kリーグのために多くの活動ができるようにします。また、これからも私が競技場を訪れ、多くのサッカーファンと時間を過ごせるよう最大限努力します。

◆SHINeeのミンホ
Kリーグアンバサダーに任命されてとても光栄です。普段からサッカーが好きで、特に韓国のサッカーとKリーグを愛する1人のファンとして、この場にいられることだけで胸がいっぱいになります。私も最善を尽くしてKリーグを宣伝し、多くの方に力になれるよう努力します。

◆ペ・ソンジェ
Kリーグのキャスターになりたくて、放送局を辞めてフリーランスのアナウンサーになりました。実は、誰かに宣伝したいからではなく、ただ私が面白くてKリーグを楽しんで中継してきたのですが、今回はアンバサダーに任命されましたので、これから責任を持って一生懸命にKリーグのコンテンツを伝えます。