放送終了「遠くから見ると青い春」Wanna One出身パク・ジフン、試練を乗り越えられるか…若者たちの成長に注目

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
「遠くから見ると青い春」が感動的なラストシーンで放送を終了した。

昨日(20日)午後9時30分から韓国で放送されたKBS 2TV月火ドラマ「遠くから見ると青い春」の最終回では、愛と挑戦を止めない若者たちの物語が美しく描かれ、視聴者の胸に深い余韻を残した。

最終回では、暴力まみれの幼い時代まで自身の一部として受け入れ、真の大人になったヨジュン(パク・ジフン)と、試練を乗り越えて成長したキム・ソビン(カン・ミナ)、ナム・スヒョン(ペ・イニョク)の変化まで描かれ、人々に感動を届けた。

愉快かつハツラツとしながらも、現実的なストーリーで最後まで関心を集めた「遠くから見ると青い春」は、大学生たちの純粋な情熱と愛、キャンパス・ロマンスらしい初々しいエピソードと若手俳優たちのケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せ、意味のある結末を披露した。

昨日の放送では、グループワークのテーマをめぐって意見が分かれたヨジュンとナム・スヒョンの対立が、2人の関係に小さな変化を起こした。やっと、幼い頃の傷を克服したヨジュンは「青春」を表現するキーワードで闇を消したいと思ったが、ナム・スヒョンはその闇さえも受け入れなければならないと主張したのだ。キム・ソビンは「苦しかったあなたもあなたでしょう」とヨジュンをなだめたが、彼は「あの頃のことは忘れたい」と頑なに言い、痛みから目を背けたい気持ちを表した。

結局、光と闇という青春の二面性を発表のテーマに選んだ2人は、発表を通じて「いつか後悔するとしても、僕たちは青春の真ん中で愛して、傷つき、また一生懸命に愛します」という言葉を伝え、拍手喝采を浴びた。このように、あまりにも異なるお互いを理解しながら、人生の意味に気づいていく若者たちの姿は「遠くから見ると青い春」が持つ本当のメッセージを伝え、感動を与えた。

また、友情と愛の境界でお互いへの気持ちを整理するキム・ソビンとホン・チャンギ(チェ・ジョンウ)、ナム・スヒョンとワン・ヨンラン(CLCのクォン・ウンビン)は、最後まで胸をときめかせるロマンスを見せてくれた。キム・ソビンと強く抱きしめ、過去の歳月を清算して入隊を選んだホン・チャンギ、残念だが友達として残ることにし、「愛はタイミング」という真理をもう一度考えさせたナム・スヒョンとワン・ヨンランまで、多彩な関係の変化が描かれた。

最終回のラストシーンは強い余韻を残し、おぼろげな青春ロマンスを完成させた。立派なスペックを得ることも、家庭の事情がよくなることもなかったが、目に見えない成長を遂げ、真の大人として一歩踏み出したヨジュン、キム・ソビン、ナム・スヒョンの姿が視聴者に感動を与えた。「僕たちの本当の春は、これから始まる」というヨジュンの希望に満ちた声は、お茶の間に強い感動を与えた。

「遠くから見ると青い春」は、現実的なストーリーと劇中人物と一体となった若手俳優らの熱演、繊細な演出と美しい映像で、2021年の夏をさわやかに彩り、幕を閉じた。

記者 : チャン・ウヨン