「K-POP Radar」が世界で活躍しているK-POPアーティストの人気を確認できる「Spotify followers」チャートを新設した。

「K-POP Radar」が運営する音楽スタートアップSpace Oddityは、毎日、K-POPアーティストのSpotifyのフォロワー数の変化を確認できる「Spotify followers」チャートを7月1日から正式に開設した。

これにより今後、Spotifyによる音源の人気や、YouTubeによる映像コンテンツの再生回数、TwitterやInstagramなどのSNS指標まで、すべてのK-POPプラットフォームでの人気を確認できるようになった。

Spotifyは、世界178ヶ国に7000万曲以上（2021年の第1四半期基準）を配信している世界最大のオーディオ・音源ストリーミングプラットフォームだ。3億5600万人以上の利用者を確保しており、全世界の音源ストリーミング市場の34％を占めている。

「K-POP Radar」は、1107組のK-POPアーティストのフォロワー増加量を毎日集計し、「K-POP Radar」サイトを通じて全体ランキングを発表しており、これは週間・月間単位でも集計し公開している。日別増加量は一目で分かるようにグラフ形式になっており、これによりアーティストの最近の人気を確認することができる。

実際「K-POP Radar」内のSpotifyのフォロワーランキングを見てみると、5週連続ビルボード「HOT 100」で1位をキープしているBTS（防弾少年団）が約3500万フォロワーで最も高い順位を記録している。BLACKPINKが2270万フォロワーで2位、その後、TWICE、EXO、BTSのJ-HOPEの順で高いフォロワー数を保持している。

これに対し「K-POP Radar」は、「K-POPリスナーの90％以上が海外居住者であるため、多方面での分析が必要だと判断した」とし、「世界最大のオーディオ・音源プラットフォームであるだけに、Spotifyのアーティストフォロワーデータを通じてより正確に世界での人気を分析できると思う」と伝えた。続けて、今後Spotifyによる「プレイリスト」運営の計画も明らかにした。