“懲役5年を求刑”元BIGBANGのV.I、最後まで潔白を主張…声震わせグループに言及する場面も「一瞬にしてすべてが崩れた」

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写真=マイデイリー DB
軍検察が元BIGBANGのV.Iに懲役5年、罰金2000万ウォン(約196万6781円)などを求刑した。V.Iは最後の陳述で自身の潔白を主張し、特にBIGBANGに言及する時には泣きそうな様子を見せた。

1日、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市にある地上作戦司令部の普通軍事裁判所で行われたV.Iの結審公判で、軍検察は懲役5年、罰金2000万ウォンなどを求刑した。V.Iは売春容疑、売春斡旋、性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用し撮影)、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、業務上横領、食品衛生法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、特殊暴行教唆の疑いなど、合計9つの嫌疑を受けている。

軍検事は「数年にわたり持続された犯行だ」とし「V.Iが経済的利益のため、外国人に性接待、法人資金の横領、罪悪視される売春、賭博などをして、私的に復讐するなど重大な犯罪を犯した」と指摘した。そして「最も大きな利益を得たのは被告人なのに、犯行後に反省もしないなど罪質が悪い。厳重な処罰が必要だ」と述べた。

数ヶ月間行われた公判で、嫌疑のほとんどを否定していたV.Iは、この日も潔白を主張した。

最後の陳述で彼は、事前に準備した紙を出して「17歳の練習生生活から15年間、歌手活動を通じてたくさん愛されてきたが、私の過ちにより一瞬にしてすべてが崩れてしまって悲しい」と話した。

そして「約100件の単独記事などを通じて数多くの疑惑が提起されたが、疑惑のほとんどは事実ではない」と反論して「軍隊に逃げたという報道も事実ではない」と主張した。「当初2019年3月が入隊日だったが、それを延期して捜査に協力してから入隊した。私の潔白を証明しようとした」と語った。

また、V.Iはクラブバーニングサン事件に言及した。「バーニングサンで麻薬が流通し、性犯罪が発生、公権力から庇護されたという疑惑があったが、捜査過程を通じて私とはどんな関係もないという事実が明らかになった」とし「疑惑が解消されなかった状態で、誤った批判を受けていて悔しい」と訴えた。

V.Iはいわゆる「V.Iグループチャット」のメンバーたちが性犯罪で実刑を宣告されたことについて、本人が所属したグループチャットではなく、本人がいないグループチャットで行われた会話に自分が関わっていると誤解されている状況に悔しさを訴えた。V.Iは「私は収監されたグループチャットのメンバーたちの性犯罪と関係ない」とし、これも捜査過程を通じて明らかになったと主張して「私が関わっていると誤解されているが、事実ではない」と話した。

この他にも「公権力に庇護されたこともない」とし、逆に捜査過程で強圧的な調査を受けたという趣旨の陳述を続けた。彼は「家宅捜査は4回、裁判所に提出した携帯電話だけで6個」とし「160人が私を調査した。その時の怖さは忘れられない。凄まじい捜査の強さで、警察捜査のうち恥辱的なことも多かった」と吐露した。

特に、警察が当初自身の薬物疑惑を捜査しようと、体毛の提出などの調査をされたが、最終的には何の疑いもなかったと述べた。それと共に彼は、捜査過程が世間に知られ「国民の皆さまには、まだ私をろくでなしだと思っていて、裁判が終わってもいないのに私は犯罪者になった」と訴えた。

ただし、V.Iは「このすべての原因を提供したのは私だ」と自責した。彼は「3年間誰も恨まず、自ら反省していた」と話し「この事件を通じて生まれ変わる」と心境を伝えた。

最後に「国民の皆さんにご迷惑をおかけして申し訳なく、ファンの皆さんを失望させて申し訳ない」と謝罪し、特に「一緒に活動した同僚たち、元所属事務所の関係者の皆さんに申し訳ない。私のせいで大変な日々を過ごしている家族にも申し訳ない」と、BIGBANGとYG ENTERTAINMENT、家族に言及する時に泣きそうな姿を見せた。

V.Iの宣告日は未定だ。

・元BIGBANGのV.I、軍検察が懲役5年を求刑…売春など計9つの容疑

・元BIGBANGのV.I、売春斡旋の容疑を否定…チャット内容について釈明「打ち間違いだった」

記者 : イ・スンロク