「アイドル学校」制作陣に実刑を求刑…6月10日に判決公判へ

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写真=Mnet「アイドル学校」
検察が投票結果の操作疑惑が持たれている「アイドル学校」の制作陣に実刑を求刑した。

ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地裁刑事19単独(イ・ウォンジュン部長判事)は26日、Mnet視聴者投票の結果を操作した疑いで起訴されたキムCP(チーフプロデューサー)、Mnet元制作局長のキム某氏に対する3回目の公判を行った。

2人は2017年に韓国で放送された「アイドル学校」の投票結果を操作した疑い(業務妨害、詐欺などの疑い)で昨年に在宅起訴され、裁判にかけられた。

検察はこの日、「アイドル学校」の総括プロデューサーキム某氏に懲役1年6ヶ月、元制作局長のキム某氏に懲役1年を言い渡すことを裁判所に要請した。

検察は「被告らが視聴者と出演者に喪失感と剥奪感を与えたことを考えると、事案が軽いとみることはできない」とし「ただし『プロデュース101』事件とは異なり、1シーズンにとどまった点、騙し取った金額が1300万ウォン(約130万円)と少ない点などを考慮した」と説明した。

キムCPは最後の陳述で「大きな罪悪感と自責の念を感じ、今回の事件で被害を受けたすべての人々に申し訳ない。誤った選択で参加者を傷つけ、視聴者を失望させた。二度とこのような過ちを繰り返さない。罪悪感を持って生きていく」と語った。

元制作局長のキム某氏は「当時、管理者としてきめ細かく対処していたらこんなことが起こらなかったかもしれないため、申し訳なく思っている。長い間共にしてきた後輩にも申し訳ない」としながらも「法律に反する行動をしたとは思っていない。裁判長がよく判断して善処してほしい」と訴えた。

2人に対する判決公判は今年6月10日に行われる予定だ。

記者 : パク・スイン