BTS(防弾少年団)、人種差別に対するメッセージを発信「僕たちみんなには尊重される権利がある」(全文)

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写真=Big Hitエンターテインメント
BTS(防弾少年団)が世界的な問題として浮上した人種差別に対してもう一度声を上げた。

本日(30日)、彼らはBTSの公式Twitterを通じて「愛する家族を亡くした方々に慰めの言葉を伝えます。そして悲しみとともに心からの怒りを感じます」で始まる文章を掲載した。

続いて「僕たちもアジアンだという理由で、差別を受けた記憶があります。街を歩いていたら、何の理由もなしに悪口を言われ、見た目を侮辱する言葉を聞いたこともあります。さらに、どうしてアジア人が英語を話しているのかと言われたこともあります。僕たちの経験は、ただ今起きていることに比べると非常に些細なことです」と明かした。

最後に「僕たちは人種差別に反対します。私たちは暴力に反対します。私、あなた、僕たちにはみんな尊重される権利があります。僕たちも一緒にやっていきます」と強調した。

BTSが人種差別に対するメッセージを発信したのは今回が初めてではない。昨年6月にも公式SNSを通じて人種差別と暴力に反対すると明かし、配慮と連帯の重要性を強調した。

・BTS(防弾少年団)&MONSTA Xらも続々…SNSで人種差別に抗議「#BlackLivesMatter」

・BTS(防弾少年団)「Life Goes On」のMV再生回数が3億回を突破!

写真=BTS 公式Twitter

【BTS 投稿全文】

愛する家族を亡くした方々に慰めの言葉を伝えます。そして悲しみとともに心からの怒りを感じます。

僕たちもアジアンだという理由で、差別を受けた記憶があります。街を歩いていたら、何の理由もなしに悪口を言われ、見た目を侮辱する言葉を聞いたこともあります。さらに、どうしてアジア人が英語を話しているのかと言われたこともあります。

僕たちの経験は、ただ今起きていることに比べると非常に些細なことです。でも、当時経験したことは僕たちを萎縮させ、自尊感を奪っていきました。ましてや、人種が異なるという理由で憎悪と暴力の対象になるというのは、僕たちが差し出がましく表現できない苦痛であるでしょう。

今起きていることは、アジアンとしての私たちのアイデンティティと切って考えられないことです。このようなメッセージを発信するまで、また僕たちの声をどう伝えればいいのかたくさん悩みました。

しかし結局、僕たちが伝えるべきメッセージははっきりとしています。

僕たちは人種差別に反対します。
僕たちは暴力に反対します。
私、あなた、僕たちみんなには尊重される権利があります。僕たちも一緒にやっていきます。

記者 : ファン・ヘジン