「ミッション・ポッシブル」キム・ヨングァン“初めてのアクションにはとても満足している”

OSEN |

写真=(株)メリークリスマス
「この映画は、アクションの始まりです」

キム・ヨングァンは、映画「ミッション・ポッシブル」のインタビューで、自身のアクションに対する自信をアピールした。

映画「ミッション・ポッシブル」は、興信所の社長ウ・スハン(キム・ヨングァン)と、情熱に満ちた秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)が、武器密売事件の解決に向けて戦略的に協力しながら繰り広げるスリリングなコミカルアクションだ。

キム・ヨングァンが務めたウ・スハンは、見た目はどこか抜けているように見えるが、実はギャップのある経歴を持つ男だ。キム・ヨングァンは「初めのアクションだったので、ものすごく真剣なアクションよりは、楽しむことができて、上手くできるコミカルなアクションを選択しました。『男だからカッコいいアクションをしたい』と普段から考えてはいたので、たくさん練習しました。映画ではモモンガのようによく撮れていて、すごく満足しています」と明かした。

キム・ヨングァンはモデル出身で、長身という点も魅力的に見えるアクションを披露した。彼は「背も高いんですけど、腕が長いんです。それで長い武器を持ったらもがいているような感じになりそうですけど、小さな刃物や武器を使って、その部分を補いました」と語った。

彼は「アクションスクールで2ヶ月ほど練習しました。武術監督が本物の包丁を持って、本当にゆっくりと、人が本当に危険になったらどのように反応するのか見せてくれました。そのような部分を重点的に演技しました」とつけ加えた。

キム・ヨングァンはアクション演技に自信もあったが、大変だったことも打ち明けた。彼は「2週間にわたってアクションを撮りながら体力的に大変だと思いました。演技ですが、ぶつかったらすごく痛いんです。しかも1ヶ所だけ連続でぶつかったら本当に痛いんです」と伝えた。

キム・ヨングァンはスタッフを笑わせるために努力した。彼は「スタッフたちが現場で最初は全然笑いませんでした。その方々を笑わせるため、アドリブもたくさんしました。スタッフたちを笑わせるのが一番難しかったです」と打ち明けた。

彼は「撮影を始める前には、どのようなやり方でコミカルに表現するか、監督とたくさん相談しました。撮影をしながら、監督が『アドリブをやらないで』『僕はやる』という会話を一番よくしました」と明らかにした。

キム・ヨングァン流のコメディの始まりは、“B級感性”だ。彼は「すべての状況を漫画のように考えます。漫画が好きなので、想像をたくさんします。こうすれば面白そうだと想像をすることが役立ちます。特にB級感性のある映画やアニメが好きです。キム・ヨングァン流のコメディが、そういうところから出てくるんじゃないかと思います」と説明した。

見事にコミカルなアクションをこなしたキム・ヨングァンの次の目標は、ノワールやスリラーだった。彼は「もっと重い男、男らしいノワールをやってみたいです。スリラーもやってみたいです。ノワール映画を観ながら、主人公になったと想像しながら楽しんでいます」と計画を語った。

「君の結婚式」「ザ・ソウルメイト」「ナインルーム」など、着実に作品を披露してきた彼は、引き続き役者として一生懸命に活動したいという計画を伝えた。彼は「『ミッション・ポッシブル』を撮りながら1年間運動を一生懸命にやりました。牛のように仕事ができる体力もつきました。どの作品も難しくて悩みも多いですが、たくさん使われる俳優になりたいし、そのような俳優になるように努力します」と覚悟を表した。

記者 : パク・パンソク