Vol.1 ― GHOST9を深堀り!メンバーへの個人質問から恐怖の心霊体験まで!?「幽霊よりも怖いメンバーが…」

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3年という練習生生活を経て、Maroo. co. ltd.から2020年9月にデビューした9人組ボーイズグループGHOST9。半数のメンバーがオーディション番組への出演経験があり、イ・ウジン、イ・テスン、イ・ジヌの3人は2019年にTEEN TEENとして活動。新人らしからぬハイレベルで堂々としたパフォーマンスで注目を集める彼らは、3月11日に3rdミニアルバム「NOW : Where we are, here」をリリースし、“僕たちが出会うソウル”をテーマにしたタイトル曲「SEOUL」でカムバックを果たした。今回はそんな彼らを深く知るために、深堀りインタビューを敢行! おすすめのGHOST9の曲からメンバーへの個人質問まで、9人にの素顔に迫る。

――これまでリリースした3枚のミニアルバムの収録曲すべての中で、それぞれのイチオシ曲は?

ソン・ジュンヒョン:2ndミニアルバム「PRE EPISODE 2 : W.ALL」の「一文字も見逃さないで(Focus)」です。タイトル曲ではないし、ステージで披露したこともないのですが、聴いた時に個人的に“GHOST”の雰囲気がするので、おすすめしたいです。

プリンス:1stミニアルバム「PRE EPISODE 1:DOOR」の「Lay back」という曲が、僕が好きなスタイルの曲です。

イ・ウジン:僕も「Lay back」です。曲の雰囲気が好きです。この曲を聴いていただければ、他の曲も聴いてみたくなるのではないかと思います。

イ・シン:僕は1stミニアルバムのタイトル曲「Think of Dawn」です。やっぱり一番長い時間をかけて練習をした曲なので、ステージでも余裕をもって披露できます。そして、一番GHOST9らしい曲だと思います。

ファン・ドンジュン:僕は1stミニアルバムの「Vision(intro)」が好きです。耳に残る感じがします。


GHOSTは苦手?心霊体験も「練習室のガラスに…」

――グループ名にGHOSTがついていますが、幽霊やホラーが実は苦手というメンバーはいますか?

チェ・ジュンソン:苦手ではないけど、ホラー映画とか幽霊はあんまり好きではなくて、自ら進んで観たりはしないですね。

イ・ジヌ:ドンジュン兄さんが怖がりだと思います。

ファン・ドンジュン:はい、僕です。怖いので見ません。子どもの頃に両親と一緒に「奇談」という映画を見たのですが、それがトラウマになってしまいました。

ソン・ジュンヒョン:僕は怖いけど、ホラー映画はすごく好きです。韓国映画の「哭声/コクソン」、日本の作品では「着信アリ」、洋画だと「グレイヴ・エンカウンターズ」が怖かったです。

――ホラー以外でも、ビビリなメンバーは?

ファン・ドンジュン:それも僕です(笑)。

イ・シン:以前、僕とジヌと一緒にドンジュン兄さんを驚かせたことがあったんですよ。あまりにもめちゃくちゃ驚いたので、今でもそのことで兄さんをイジっています(笑)。

ファン・ドンジュン:宿所で仮面をつけて隠れていたんです~。

イ・シン:スパイダーマンの仮面をつけて、ドンジュン兄さんがシャワーから出てきたところを驚かせたら、タオルを投げ飛ばしながら驚いていました(笑)。

――宿所では、そんないたずらをよくするんですか?

イ・シン:時々しますね。

イ・ウジン:最近は忙しくてあまりしなくなりました。一番いたずらをするのはテスンかな。

――今までに心霊現象を経験したことはありますか?

イ・ガンソン:練習生の頃は身体が疲れすぎて、たまに金縛りにあっていました。でもそれより怖かったのは、テスンを起こす時(笑)。疲れてる時のテスンは、起こすとゾンビみたいなんですよ。幽霊より怖い(笑)。

イ・テスン:僕は覚えてない(笑)。

イ・ガンソン:起き上がってるのに目は開いてないし、ゾンビみたいに手を前に出して近寄ってくるし、何より背がデカイから怖い(笑)。

イ・テスン:そういえば今の練習室になる前に、ジュンヒョン兄さんとガンソン兄さんが、練習室の後ろのガラスになにか映ったって大騒ぎしてたことがあったよね?

イ・ガンソン:練習室の前面が鏡で背面がガラスだったのですが、鏡を見ていたら僕とジュンヒョン兄さんの間から同い年くらいの幽霊がガラスから出てくるのが見えて、みんなでパニックになったんです。

チェ・ジュンソン:グループ名はGHOST9だけど僕は幽霊を信じません! 信じてはないけど、ホラー映画を見たあとは、暗がりでなんとなく、思わずボクシングの構えをしてしまいますね(笑)。でも信じてないですよ!

イ・ガンソン:さっきの幽霊の話もジュンソンだけ信じなかったよね。でも僕は鮮明に覚えているんです。あの日は大雨で、見えた幽霊は全体的に白くて、目と口が黒く焼けてたんです。それでパニックになって家に帰っちゃった子もいたんですが、僕は残って練習し続けました。その帰りにタクシーに乗ったら、カーナビがおかしくなって変な道に入ってしまって。エンジンを掛け直したらナビが直ったんです。あの日はすごく怖かったですね。

イ・テスン:僕はそういう体験はないけど、ガンソン兄さんとジュンヒョン兄さんが幽霊を見たっていう時に隣にいて、直接見たわけではないけどびっくりしましたね。

イ・ジヌ:僕も一度も見たことはないけど、いるとは信じてます。

イ・テスン:僕もいるとは思うな~。


メンバー9人の素顔に迫る!

――ここからは各メンバーに質問です。ファン・ドンジュンさんは作詞・作曲をされますが、どんなきっかけで始めたのですか?

ファン・ドンジュン:僕の祖父が作曲家なので、小さい頃から自然と音楽に触れていたためか、おもしろそうだと思って始めました。

――おじいさんはどんな曲を作られたのですか?

ファン・ドンジュン:チョー・ヨンピル先生の「釜山港へ帰れ」という曲、ご存知ですか?

――日本でも超有名ですよ! すごいですね。

ファン・ドンジュン:ありがとうございます。

全員:おー!(拍手)。

――デビュー前に使っていた「$ept Rabbit」というアーティスト名には、どんな意味が込められているのですか?

ファン・ドンジュン:僕が9月生まれのウサギ年だからです。

――イ・シンさんは小言担当とのことですが、具体的にはメンバーにどんなことを言うのですか?

イ・シン:僕自身は小言を言っているつもりはなかったのですが、子どもの頃に両親や姉から言われてきたことがあって。例えば「手を洗ってから食べなさい」とか「食べてすぐ横になるな」とかなんですけど、それをそのままメンバーに言っていたら“小言大魔王”になってしまいました(笑)。

――いちばん小言を言いたくなるメンバーは?

イ・シン:テスンですね。

ファン・ドンジュン:テスンは「クレヨンテスンちゃん」って呼ばれています(笑)。

全員:(爆笑)

イ・シン:それからテスンは小言を言うとスネるので、それがかわいくてつい言ってしまいます。

――逆に小言が不要なメンバーは?

イ・シン:ウジンです。言わなくてもちゃんと自分でやるべきことをやっています。


筋トレの裏話「カメラを向けられている時だけ…(笑)」

――ソン・ジュンヒョンさんは広い肩幅が自慢で、SNSでも筋トレをする姿をよく披露していますが、普段どんな風に鍛えているのですか?

ソン・ジュンヒョン:ウェイトトレーニングとホームトレーニングを並行してやっています。ウェイトトレーニングだけだと、怪我をしやすいんです。

――毎日トレーニングをしていますか?

ソン・ジュンヒョン:以前は毎日していました。最近は時間がなくて、毎日やることが難しいのですが、やろうと努力はしています。

――音楽番組の待機時間に、控室でトレーニングしたりは?

ソン・ジュンヒョン:それは……(笑)。

イ・シン:誰かがいる時だけします(笑)。

ファン・ドンジュン:カメラを向けられている時だけ(笑)。

ソン・ジュンヒョン:はい、そうです(笑)。

――リーダーとして心がけていることは?

ソン・ジュンヒョン:熱くなりやすい性格なので、メンバーにフィードバックをする時に強い口調で言い過ぎてしまうことがあるのですが、そうならないように気を付けています。

――イ・ガンソンさんはフィッティングモデルをしていたとのことですが、その当時のエピソードを聞かせてください。また美意識が高いとのことで、普段から美のために継続してやっていることは?

イ・ガンソン:両親の古くからの知り合いが服のショップを経営していて、オンライン通販もしていました。そこで子どものモデルを探していて、遊びにいったら誘われたんです。子ども服と子ども用化粧品用のモデルを頼まれたのですが、当時の僕は歯がコンプレックスだったので断ったんですね。中学2年生の時にまたやってみないかと連絡が来て、その頃は僕もファッションに興味が出てきた頃だったので、やることになりました。とはいえ、ほとんど遊び半分というか、キャンプに行ったついでに撮影するような感じだったので、すごく楽しい思い出です。

――チェ・ジュンソンさんは特技に日本語を挙げていますが、どんな風に勉強しているのですか?

チェ・ジュンソン:日本の文化にすごく興味があって、特にアニメが大好きで、日本語が趣味で特技になりました。アニメを好きでよく見ていたから自然に日本語にも興味がわいて、会社の方からもそんなに好きならちゃんと授業を受けてみないかと言われて、それから本格的に日本語の授業を受けています。勉強は楽しいです。僕たちがコンサートで日本に行ったら、日本語で話せたらいいなという思いもあって、勉強を頑張っています。

――好きな日本語は?

チェ・ジュンソン:好きというか、よく使う日本語は「~だと思います」です。

イ・ガンソン:僕も好きな言葉があります。「あいしてる~!」。日本のファンのみなさんとオンラインサイン会をした時に、ファンの方に言ってもらったし、僕も何度も言ったので、すごくいい言葉だなと思いました。

イ・テスン:僕は「ありがとうございます」です。いつどんな時でも感謝の気持ちを表現したいから。

イ・ジヌ:僕は「海賊王に俺はなる!」。海賊とは自由だから!

全員:(爆笑)


タイ出身メンバーも!「BLACKPINKのリサ先輩に…」

――プリンスさんはタイでのオーディションに合格してチームに入ったそうですが、韓国の生活で楽しいと思うことは?

プリンス:ソウルの街の雰囲気がとても好きで、休日に漢江をひとりで歩くのが好きです。風景がとてもきれいです。

――逆に、これだけはなかなか慣れないなと思うことは?

プリンス:韓国料理は好きで、辛いものも好きなんですけど……キムチが食べられません。

イ・シン:プリンスはブルダック炒め麺(インスタントの激辛麺)をよく食べています。

プリンス:昨晩も食べました。

――タイ出身の先輩アイドルの活躍を見て感じることは?

プリンス:皆さん自分のアピールポイントを活かして活動されているので、とてもかっこいいです。僕も一生懸命やらなくてはと思います。

――どなたかとお話ししたことはありますか?

プリンス:BLACKPINKのリサ先輩には、すれ違う時に一度挨拶をしました。(G)I-DLEのミンニ先輩ともデビュー前に一度、美容室でお会いして挨拶をしました。でも、まだお話をしたことはありません。

――イ・ウジンさんは自他共に認めるビジュアル担当ですが、子どもの頃や学生時代のモテエピソードを聞かせてください。

イ・ウジン:中学に入学する時、僕のクラスの教室に女子学生たちがたくさん見に来てくれたのですが、その頃は小心者で自信がなかったので、隠れて通っていました(笑)。サッカーがうまかったので、男子の先輩からは人気がありました。

――趣味が弟さんと遊ぶこととのことですが、弟さんもやっぱりイケメンですか?

イ・ウジン:お父さん似なので、イケメンという感じではなく、かわいいタイプです。昔はよく弟と遊んでいましたが、今、弟は中学1年生になってゲームばかりしています。

――イ・テスンさんは、爬虫類博士だそうですが、爬虫類の魅力は?

イ・テスン:爬虫類は、初めて見る人にはあまり魅力を感じづらいかもしれませんが、育ててみるとごはんを食べる時の様子だったり、動いている時の様子がとてもキュートで愛らしいんです。すごくいい子たちですよ。いつか一人暮らしすることになったら、爬虫類を輸入して飼いたいなと思っています。

――イ・ジヌさんは、グループの末っ子としてかわいがられていますが、末っ子でいいなと思うことと、不便に思うことは?

イ・ジヌ:いいなと思うことは……(じっくり考えて)特にないです(笑)。でも、不便に思うこともないです。

――もし1日だけ兄になれるとしたら、どんなことをしてみたいですか?

イ・ジヌ:うーん、1日だけでもみんなをおとなしくさせたいです。全員をですよ!

取材:安部裕子 / 尹秀姫

■リリース情報
3rdミニアルバム「NOW:Where we are, here」
好評発売中

<収録内容>
1. Trigger (Intro)
2. SEOUL
3. UNO
4. Starvoy
5. Hide & Seek
6. Monday to Sunday

【タワーレコード限定特典】
①オンラインサイン会応募券 1枚
②トレーディングカード 2枚(各メンバー2種:計18種のうち、ランダムで2枚)

【タワーレコード渋谷店“2枚購入者”限定特典】
③プリントチェキ 1枚(全9種のうちランダム1枚)
※渋谷店にて2枚同時にご購入いただいた方には①②に加えて、③を1枚お渡しします。

〈応募締切日時〉
4月11日(日)23:59まで

〈対象店舗〉
・タワーレコード渋谷店
・タワーレコードオンライン

■関連サイト
・タワーレコードオンライン:https://tower.jp/artist/2943324/GHOST9
・GHOST9公式Twitter(韓国):https://twitter.com/ghost9official
・GHOST9公式Instagram(韓国):https://www.instagram.com/official.ghost9/

記者 : Kstyle編集部