ENHYPENのニキが、日本テレビ系列「新・日本男児と中居」に出演し、話題を集めた。

2月12日（金）に放送された「新・日本男児と中居」では、韓国で活躍する日本人アイドルとしてENHYPENのニキが出演し、優れたダンスの実力を披露したほか、韓国での生活やマイケル・ジャクソンについて中居正広とトークを交わした。

同番組では、韓国アイドルとしてデビューし、世界を目指す日本人に注目。ここ5年で、韓国へのダンス留学プログラム参加者は3倍に増えていると伝えた。ニキも、幼い頃から天才ダンスキッズとして数々のテレビに出演し、11歳の時SHINeeのバックダンサーも務めた後、韓国でデビューを掴んだ日本人として紹介された。彼が「中2の夏に、親なしで一人で韓国へ行きました」と話すと中居正広は「いくら好きなものがあるとはいえ、他国に一人で行くなんて……。中学生の時なんて市内に出るのもちょっと恐かったよ」とその勇気に感心。さらに韓国語についてニキが「塾に通いながら練習しました。最初の頃は通訳機を通じてしか会話できませんでしたが、今は日常会話ができるようになりました」と明かすと、中居正広は「日本語がなんかカタコトっぽくなっちゃってるよね」と話して笑いを誘った。

ニキはBTS（防弾少年団）にも言及。「BTSさんは、マイケルを見た時と同じ感覚がありました。3歳の時にマイケル・ジャクソンの『Thriller』の映像を見てダンスを始めました」と明かした。そしてデビュー曲の「Given-Taken」の中にもマイケル・ジャクソン風の振り付けがあるとし、ダンスの一部を披露した。スタジオでダンスを見守っていた藤井隆が「実は知ってました！」とファン心を明かすと、中居正広も「日本凱旋ツアーやりたいね！ チケット取って！」とニキにお願いして笑いを誘った。

ニキは尊敬するマイケル・ジャクソンの曲の中から特に好きな曲として「Thriller」「Billie Jean」「Dangerous」の3曲を選び、ダンスを披露した。彼の見事なダンスを見た中居正広は「上手い！」を連呼し、「甘いところ見ようとしたけど本当に上手だね」「マイケルの真似ではなく、ニキくんの踊り」と絶賛。さらに左利きだというニキに「右手も使うでしょ？」と確認。「野球をする時は右手です」と答えたニキに「やっぱりね。利き手じゃない方は器用にいけないものだから、なんであんなに動くんだろうと思って」と鋭い観察力でスタジオの感嘆を誘った。

最後に、ニキが中居正広に今後活動を続けていく上でのアドバイスを求めると「ビジュアルやものの考え方、表現はメンバーそれぞれ違うけれど、志が一緒であることが大事。違うと通じ合えないから。今見ているのはこの山、登りたい山の頂上はここだよねというのを確認していければいいと思う」と心のこもったアドバイスを送った。これにニキは「ありがとうございます。今度はメンバー全員で挨拶させていただきたいです」と感謝した。

番組終了後、ニキはENHYPENの日本公式Twitterで「今回『新・日本男児と中居』にお邪魔させていただきました！ ENHYPENとして初めてバラエティーに出させていただきましたが、すごくいい経験になりました！ 楽しんでくれましたか？ ENGENEの皆さんと番組を通じて会えることが出来て嬉しいです。これからももっともっと頑張ります！」と伝えた。

番組を見たファンは、過去「FNS27時間テレビ」で共演した2人が5年ぶりに再会したことを喜び、SNSで「中居くんとNI_KIの5年ぶりの再会」などのハッシュタグと共に祝福した。

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