「LUCA：The Beginning」でキム・レウォンとイ・ダヒが熱くぶつかる。

tvNの月火ドラマの扉を開ける「LUCA：The Beginning」は12日、緊迫感溢れるキム・レウォンとイ・ダヒのキャラクター予告映像を公開した。見事なアクションを披露する2人の俳優の圧倒的なシナジー（相乗効果）が、次元の異なるアクションの新世界を予告した。

「LUCA：The Beginning」は、特別な能力のために追われるようになったジオ（キム・レウォン）が、彼を唯一覚えている捜査1課の刑事グルム（イ・ダヒ）と共に巨大な陰謀に立ち向かう壮大な追撃アクションドラマだ。大胆な変身を予告したキム・レウォン、イ・ダヒ、キム・ソンオならびにキム・サンホ、パク・ヒョクグォン、アン・ネサン、ジンギョンなど、演技派俳優が多数合流し、上半期の期待作となっている。

何よりも「ボイス」「客—ザ・ゲスト—」などでユニークな演出を披露してきたキム・ホンソン監督と、「チュノ～推奴～」、映画「パイレーツ」「7級公務員」などドラマと映画を行き来しながら愛されてきたチョン・ソンイル脚本家がタッグを組み、ドラマファンたちの期待を集めている。“人間の進化”をテーマに新しい世界観を完成させ、新たな地平を切り開く。また「ベテラン」「ベルリンファイル」「10人の泥棒たち」などで有名な、チェ・ヨンファン撮影監督が選択した最初のドラマという点にも関心が集められている。ここに映画「安市城」のチャン・ジェウク武術監督まで参加して、ハイクオリティな追撃アクションを期待させる。

そんな中公開されたキム・レウォン、イ・ダヒのキャラクター予告映像は、ドラマへの期待をより熱く盛り上げている。まず、世の中を変えられる能力を隠しながら終われる男“ジオ”に扮したキム・レウォンの強烈かつ神秘的なオーラが視線を奪う。「僕がなぜここにいるのか、どのようにしてここまで来たのかも覚えていない」というナレーションと共に、何かに追われているジオの凄絶な死闘が息も詰まるような緊張感を与える。

世の中にはない特別な“能力”と“秘密”のため、絶え間なく自身を追う人々と凄絶な追撃戦を繰り広げるジオ。彼のむなしく疲れきった眼差しは記憶を失い、世界へと投げられたジオの切羽詰まった雰囲気をそのまま感じさせる。さらに「ただの人間じゃないだろう。それは能力ではなく、災いだ」と一喝するクルムに「人間でありたい」と話すジオの切実さは、彼が持つ秘密に対する好奇心を増幅させる。

続く映像の中で、獣のような本能で自身を追うイ・ソン（キム・ソンオ）との息の詰まるようなアクション対決も戦慄を走らせる。「待ってろ。僕がすべて正すから」というジオの怒り、そして青みがかった神秘的な瞳まで。深い孤独の中で自身の存在について絶え間なく苦悩するジオの特別なストーリーは「LUCA：The Beginning」の放送をさらに待ち遠しくさせる。

ジオの記憶の中に生きているたった一人の女性クルムに変身したイ・ダヒは、強烈なアクションと近寄ることのできないオーラで見る人を圧倒する。「あなたのこと、はっきり思い出した」というナレーションと共に、執拗にジオを探し歩くクルムは、正体の分からない人々に立ち向かい、アクションを披露している。ジオとの体当たりのケンカに続いてキャッチされた青い光を放つ少年。それに加わった「僕に何をしたんだ」というジオの問いと、「それが知りたくて、一生あなたを探していた」というクルムの声は、凄絶な彼らのストーリーに対する関心を高めている。

新月火ドラマ「LUCA：The Beginning」は、韓国で2月1日の夜9時から放送が始まる。