「私を愛したスパイ」ユ・インナ、大胆な作戦で反撃を図る

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「私を愛したスパイ」キャプチャー
「私を愛したスパイ」神話(SHINHWA)のエリック&ユ・インナ&イム・ジュファンが痛快な反撃を披露した。

10日に韓国で放送されたMBC水木ミニシリーズ「私を愛したスパイ」第14話では、チョン・ジフン(エリック)、カン・アルム(ユ・インナ)、デリック・ヒョン(イム・ジュファン)が戦局を逆転させた。

産業スパイのヘルメスを通じて、国策事業の重要情報を抜き取ろうとしたキム・ドンテク(チャン・ジェホ)とソフィー(ユン・ソヒ)の殺害を指示したボスのヘラ・シン(キム・ヘオク)、そしてインターポールの内部スパイのカン・テリョン(チョン・ソクヨン)まで。内外の敵を撲滅して痛快感を与えたのだ。しかし、簡単に退くようなヘラ・シンではなかったため、最後まで予測不可能な情報戦を予告した。

この日、カン・アルムはヘラ・シンの正体を隠してきたデリック・ヒョンの心を理解した。ヘラ・シンの殺伐とした顔と対面したカン・アルムは、デリック・ヒョンが一緒に隠れようと言った理由を察した。しかし、カン・アルムは正面突破を選択した。彼女の行動は大胆だった。デリック・ヒョンを離す代わりに、ヘラ・シンが望むものをあげると言い、ソフィーのセキュリティトークンを渡したのだ。ソフィーの資料を渡すというカン・アルムの大胆な提案に、ヘラ・シンも一歩下がった。

このすべては、カン・アルムの作戦だった。カン・アルムは、ソフィーの人工太陽設計図をヘラ・シンに渡し、これを取引する現場を襲撃するどんでん返しを狙った。キム・ドンテクとヘラ・シンを一気に騙すという計画が成功した。ヘラ・シンを完璧に騙して、インターポールまで率いたカン・アルムの活躍は、スリリングなものだった。そこにインターポールの内部スパイであるカン・テリョンが、チョン・ジフンによって連行され、彼らの協力は成功に終わった。

しかし、ヘラ・シンは決して甘い人物ではなかった。最後に息子に会いたいと求めたヘラ・シンは、デリック・ヒョンの病室にいたカン・アルムに最後の勝負をかけた。「ソフィーはデリックが殺した」という彼女の挑発が、最後まで揺らぐ情報戦を予告した。

危機の中でも、互いを信じて協力に成功したチョン・ジフン、カン・アルム、デリック・ヒョン。しかし、ヘラ・シンの一言は、彼らの信頼を再び揺るがした。デリック・ヒョンはチョン・ジフンに、母のヘラ・シンを含むヘルメスのすべてを渡すと話した。

特に、カン・アルムにとってデリック・ヒョンの「僕が居ないほうが良いかもしれない」という彼の言葉は、意味深なものだった。デリック・ヒョンの危なっかしい行為は、最後までどうなるか分からない情報戦に緊張感を高めた。キム・ドンテクとヘラ・シンの逮捕現場で一人で逃走したティンカー(イ・ジョンウォン)の存在も、決して逃してはならないポイントだ。最後まで油断できない情報戦の結果に注目が集まる。

放送終了まで残り2回のMBC水木ミニシリーズ「私を愛したスパイ」第15話は、韓国で16日の午後9時20分に放送される。

記者 : ハ・スジョン