「コンデインターン」パク・ギウン“パク・ヘジン兄さんが楽しんでいる姿を見て、弟として嬉しかった”

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写真=Jellyfishエンターテインメント
俳優のパク・ギウンが、ドラマ「コンデインターン」でパク・ヘジン、キム・ウンスと再び息を合わせた感想を語った。

パク・ギウンは、MBCの水木ドラマ「コンデインターン」(脚本:シン・ソラ、演出:ナム・ソンウ、制作:スタジオHIM)でジュンス食品の代表取締役ナムグン・ジュンス役を熱演した。

ナムグン・ジュンスは、ジュンスグループの会長であるナムグン・ピョ(コ・インボム)の1人息子で、ジュンス食品の代表取締役だ。父親の許可なしには何もできない名前だけの取締役で、ジュンスグループの中で父親の座を狙っている勢力が驚くほど気にしていない跡継ぎだ。父親に認められていないコンプレックスを持ったナムグン・ジュンスにとって、全面的な信頼を得て出世コースを歩むカ・ヨルチャン(パク・ヘジン)は、まさに目の上のこぶだ。ナムグン・ジュンスは、カ・ヨルチャンと悪縁のあるイ・マンシク(キム・ウンス)をシニアインターンに投入するなど、彼を揺さぶるために陰謀を企て、緊張感を高めた。

このようにパク・ギウンは、主人公を倒そうとする“オフィスヴィラン(悪役)”を見事にこなし、好評を博した。特に悪役だが、どこか抜けていて、時には純粋なナムグン・ジュンスの魅力を最大化し、抜群の存在感を誇った。

最近、ソウル市江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)のカフェでNewsenのインタビューに応じたパク・ギウンは「パク・ヘジンさんとの再会は映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』以来ですが、彼との共演はどうでしたか?」という質問に「とても率直な話なのですが、言ってもいいか分からないです」と口を開いた。

パク・ギウンは「ヘジン兄さんは普段からとてもまっすぐな性格の人です。実際にカ・ヨルチャン部長のように抜け目がなくてジェントルマンです。それで、むしろ人々に近づきにくい人と思われたりもします。ところが、今回の作品でとても驚きました。とても楽に接することができるようになっていました」とし「僕は兄さんが本当に好きです。好きな兄さんが楽しみながらやっているのを見て、弟として嬉しかったです」と話した。

続けて彼は「インタビューの前にも電話していました。正直、前までは兄さんがあまりにもまっすぐすぎると感じていました。『もっと楽にしたらいいのに』と思っていましたが、今は本当に力を抜いて同年代の俳優にもとても楽に接しながら仕事をしていると思いました。相手の俳優としてではなくて、弟として嬉しかったです」と愛情を示した。

パク・ヘジンも最近行われたインタビューで、パク・ギウンについて「後輩たちをとてもたくさん抱きしめてくれました。僕は抱きしめるよりは背中を押すタイプです。それもあって相乗効果があったと思います」と称賛した。事務所で撮るシーンがなく寂しかったと言うパク・ギウンは「前作でもそうでしたし、僕は主に寂しい役をたくさん演じています。それで今回はコールタイムより早く撮影現場に行きました。事務所のシーンを撮影する時、ただ隣に座っていました。俳優たちと演技するシーンはあまりなかったので、それが大切な時間でした」と語った。

続けて「俳優たちとは皆本当に仲が良いです。僕たちは本当の友達のように過ごしています。最終回の放送を見て、たくさんのことを思い出して寂しかったです。集まろうという話をしています」と仲の良さを明かした。

グループチャットの主導者は、大先輩のキム・ウンスだ。パク・ギウンは「毎朝花の写真を送ってくださるんです。今日も送ってくださりました。1度、スマホの画面が割れてアップしなかった日がありましたが、すごく寂しかったです。そしてだんだん写真撮影の実力が上がっています」と笑った。

「最も積極的に反応する後輩は誰ですか?」という質問には「ヘジン兄さんです。『先輩、ありがとうございます。今日1日も楽しく過ごしてください』という返事を送ります。僕は読むだけですが、ヘジン兄さんがそうするから弟たちもみんな『先輩、ありがとうございます』と返事を送ります。それで1度、僕たちだけでセットにいた時『お前たち、そこまでやらなくていいよ。ウンス先輩のことは僕がよく知っているけれど、あまり先輩と言われるのは好きじゃない』と言いました。すると弟たちが『ヘジン兄さんが返事をするから僕たちもしているんです』と言っていました」と話し、爆笑を誘った。

「モンスター」「リターン」に続き、今回も財閥役を演じたパク・ギウン。「品があるルックスのおかげで、財閥の役をたくさん任されているようですね」という言葉に、彼は「むしろ僕は20代前半にはいわゆる『底辺の人間のような感じがある』『貧乏な雰囲気』という話をよく聞きました」とし「僕は自分に品があると思わないです。普通の役をたくさんしてきたのですが、ある時からそういう役がたくさん入ってきました」と伝えた。

パク・ギウンは「でも僕は両方ともできます。本当にそう思っています。もちろん僕もすべてうまくはできないですが、俳優には自信が必要だと思います。『僕はとてもカッコよくて演技も上手い』という錯覚がある程度必要です。僕が僕の演技に自信がなければ、どのようにして視聴者たちを説得できるのでしょうか。だから自ら上手いと思うために努力しています」と、俳優として前向きな考えを語った。

記者 : キム・ミョンミ