SuperM「a-nation online 2020」に初出演!臨場感溢れるパフォーマンスで視聴者を魅了

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世界を舞台に活躍する7人組ボーイズグループSuperMが、8月29日に「a-nation online 2020」に出演。日本開催のフェスイベントに初めて参加し、オンラインながらも臨場感溢れるパフォーマンスを披露して、日本にとどまらず、世界各国の視聴者たちを楽しませた。

SuperMは、日本でのコンサート動員が168万人を超えるSHINeeのメンバーであり、ソロアーティストとしても活動するテミンを筆頭に、CDセールスが1,000万枚を超える記録を打ち立てたEXOからベクヒョンとカイ。そして、昨年にはアメリカでのツアーも成功させ、さらなる活躍が期待されるグローバル集団のNCT 127からテヨンとマーク、中華圏を中心に活動の幅を広げるWayVからルーカスとテンと、それぞれが人気・実力ともに屈指のグループから精鋭を集めた“K-POP界のアベンジャーズ”の異名も持つスーパーグループだ。

先日、テレビ朝日系「ミュージックステーション2時間SP」で、日本のテレビ番組への初出演を果たすと、そのパフォーマンス力の高さから、彼らのステージを初めて目の当たりにした人たちをも魅了。K-POPファンにとどまらず、多くの音楽ファンから注目を集めている。

「a-nation online 2020」へは、韓国からの中継で出演した。イントロから彼らのカリスマ性が溢れるデビュー曲「Jopping」で幕を開けた。ステージ背面を覆う巨大スクリーンには、朽ちたコロシアムとそれをデジタル化して蘇らせたような映像が交互に映し出された。異次元のような空間で、メンバーはエレクトリックなポップナンバーを一人ひとりの個性を見せながら歌い継いでいった。そしてサビでは、7人が一つの塊となってのフォーメーションダンスを披露。1曲目から個々のスキルの高さと、それが一つになったときの爆発力を発揮した。

2曲目は「Super Car」。NCT 127でもその相性の良さに定評があるマーク&テヨンのラップの掛け合いから始まり、そこにテン、ベクヒョン、テミンが一人ずつ加わっていった。マーク、テヨン、テンのラップパートと、ベクヒョン、テミンのメロディーパートが美しく絡み合い5人の魅力を際立たせた。自分自身をスーパーカーに例えて、世の中を走り抜けるという内容の歌詞だけに、途中にエンジンをふかすときの「ブーン」という音を歌唱に組み込んだりと、ユーモアもあるヒップホップナンバーになっている。クライマックスにはカイとルーカスも加わり、7人の力強いパフォーマンスで締めくくった。

「皆さん、楽しんでますか? 盛り上がってますか?」と画面の向こう側の視聴者たちにベクヒョンが呼びかけ、MCタイムへ突入。ベクヒョンがSuperMとして「a-nation」に出演するのは初めてだが、メンバーの何人かは各々のグループで出演したことがあると説明した。するとカイは、「a-nationといえばやっぱり、夏の暑さに負けないくらい熱いステージなんですけれど、今年はこんな風にオンラインコンサートなんですね」と回想。一方、テミンは「オンラインコンサートといえば、世界中のどこにいても一緒に楽しめるのがいい点ですよね」と、リアルの“熱いステージ”に立てない寂しさもありつつも、オンラインならではの良さもアピールした。

またメンバーらは、9月25日に発売の初フルアルバム「Super One」も紹介した。ルーカスが「僕ら新しい曲を準備していますよね。誰か紹介してみましょうか?」と振ると、ベクヒョンが「『100』という曲は少し前に配信開始したのですが、『Tiger Inside』という曲が間もなく配信されます。かっこいい曲なので、たくさん期待してくださいね」と手でトラのジェスチャーを見せながら紹介。さらにテミンも「『Super One』というアルバムにはこの2曲だけじゃなく、たくさんの曲を準備しています。みなさんにこれからも良い姿をたくさんお見せできるように頑張ります」とファンの期待を高めた。

テンの「聴いてください~」という呼びかけから始まった、3曲目「With You」は、今年4月にWHO(世界保健機構)とGlobal Citizen主催で、レディー・ガガのキュレートの元に行われた「One World: Together At Home」チャリティー・コンサートにK-POPアーティストを代表して出演した際に披露した楽曲だ。MVではメンバーそれぞれの場所で“おうち時間”を楽しみながら歌うキュートな姿が見られたが、この日は7人が一つのステージに並び、カメラの向こう側の視聴者一人ひとりに呼びかけるように歌っている姿が印象的だった。

続いて、7人の奏でる声のハーモニーから始まる「Dangerous Woman」を披露。SuperMというとダンスナンバーが注目されがちだが、メロディアスな楽曲も逸品だ。テミンとベクヒョンの2人がリードしつつ、7人の声を重ねてユニゾンで歌うサビの温かみのある旋律は、純粋に“歌”だけでも観客を惹きつけられる彼らの歌唱力の高さを再認識させてくれた。

そして、ライブは早くも残すところ1曲に。テミンが「今年はオンラインでの開催となったa-nationでしたが、みなさんもいつもと変わらないエネルギーで楽しんでもらえたら、うれしいと思います。ありがとうございます。またぜひお会いしましょう」と日本語で呼びかけると、先ほどのMCでも説明があった新曲「100」のパフォーマンスを披露した。曲全体をリズミカルにリードするテヨン、マークのラップに、低音ボイスのルーカスのラップがギミックを効かせる。カイ&テンのリズムを自らの身体の中から生み出しているようなダンスは、一度視界に入ったら目を離せなくなる。そして、歌の世界をすぐ目の前に広げるかのように歌うテミンとベクヒョンの表現力は、視聴者を圧倒させた。それぞれのチームでも発揮している個々の魅力を惜しみなく注ぎながら、チームとして最高な存在であるSuperMの神髄を見せてくれた。最後には短いながらも完璧なステージを届けた7人の顔がそれぞれアップで捉えられ、その充足感に満ちた表情を見せながら、初のa-nationのステージを終えた。

今後、SuperMはすでに配信されている「100」に続き、9月1日には「Tiger Inside」を発表。9月25日にリリースされる1st フルアルバム「Super One」へ向けて、さらに活発な動きを見せていく予定だ。

【公演概要】
「a-nation online 2020」
公演日時:2020年8月29日(土)

<セットリスト>
M1.Jopping
M2.Super Car
MC
M4.With You
M5.Dangerous Woman
MC
M6.100

記者 : Kstyle編集部