ANS、メンバー7人が契約解除を要求か…事務所に怒りのコメント「レッスンも受けることができなかった」

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写真=マイデイリー DB
ANSのメンバーが所属事務所との問題で、専属契約の解約を要求した書き込みが、本日(21日)オンライン上に拡散している。

各種オンラインコミュニティには、ANSのヘナ以外のメンバーであるリナ、ジェイ、ロヨン、ダリン、ラオン、ビアン、ダミの7人が、公式ファンコミュニティにアップした書き込みだとし、「ヘナを除いたANSのメンバー全員の私たちは11日、法定代理人を通じて所属事務所に専属契約の解除を通告した状態」という内容が広がっている。

これに先立ち、メンバーのヘナが最近SNSを通じて「私ももうこれ以上は我慢できない」とし、他のメンバーとの不和を暗示するような書き込みをアップして波紋が起こった。

今回のANSの7人の文章は、ヘナの暴露後初めてメンバーたちがコメントしたものであるが、その7人のコメントがファンコミュニティで突然削除された状態であり、事実であるかどうかと削除の背景に複数の疑惑が広がっている状況である。

特に7人のコメントとみられる文章には、「私たちが考えるに、私たちと所属事務所との問題がヘナの問題とも関連があると見られ、また私たち個人の問題をファンの皆さんに事実のままお知らせすることが道理であると思い、恥ずかしいがその経緯をまず申し上げる」と、詳しく所属事務所との葛藤を打ち明け、ファンたちの心配が大きくなっている。

この記事によると7人は「所属事務所ANSエンターテインメントは、今年の3月と4月の2度にわたって、ほぼすべてのスタッフを解雇し、私たちを管理してくれるスタッフはもちろん、マネージャーさえいない状態になった」とし、「6月14日には事務所のオフィスも閉鎖されてなくなり、宿泊施設が新沙洞(シンサドン)から金浦(キンポ)に移されたが、その後から私たちは練習室もできずに過ごした」と主張している。

続いて「マネージャーがいないため、連絡や日程の管理も私たちが自らしなければならず、ファンコミュニティを管理するスタッフもいないため、私たちがスタッフのように管理しなければならなかった。移動する車も1台しか提供されていない場合が多く、一部のメンバーはタクシーで移動しなければならなかった」とも主張した。

また「恥ずかしい言葉をさらに申し上げると、私どもはこれまでダンスレッスンやボーカルレッスンも受けることができなかったし、1日にメンバー1人当たりの食費1万ウォン(約887円)程度で、それも週末には支給されなかった」と主張し、「事実上、私たちのサポートやマネジメントが全くなかったものであり、私たちが事務所に『振り付けやボーカルレッスンも受けられるようにしてほしい』と要請したが、事務所はそれすらお金がないという理由で断った」と吐露した。

今回の書き込みには、ヘナに関連した7人のメンバーのコメントも含まれている。

「実際にヘナは所属事務所の問題で、ANSの未来が不透明になり、精神的に大変だっただろうし、金銭的支援を全く受けられずに経済的にも大変だった」とし、「私たちはヘナに対して以前も今も悪い感情は全くなく、ヘナが私たちの連絡を受けてくれれば、今でもヘナに会って腹を割って話を交わしながら、万が一誤解がある場合、誤解を解いていきたい」と伝えた。

このようなコメントを受けてマイデイリーは、所属事務所ANSエンターテインメントのコメントを聞くために何度も電話をかけたが、連絡がつながらなかった。

ANSは昨年9月に音楽界デビューした。今年1月にリリースした「Say My Name」が代表曲である。

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記者 : イ・スンロク