メンバー7人が契約解除を求め対立…ANSの所属事務所が反論「一方的な主張に衝撃」(全文)

Newsen |

写真=Newsen DB
ANSのメンバー7人が専属契約の解除を要求した中、これに対して所属事務所がコメントした。

25日、所属事務所のANSエンターテインメントは「新型コロナウイルス感染拡大の影響によるイベントの中止など、厳しい状況の中でも、当社は彼女たちのカムバックのために、ミニアルバムの準備を着実に行ってきた。しかしカムバックを準備していた中で、メンバーたちの度重なる負傷により、ダンスレッスンが不可能であるという彼女たちの意思を尊重して、カムバックを延期し、健康回復のために休暇を付与した。そんな中、メンバーたちの名義で送付された専属契約関連の内容証明を受けて、当社は非常に衝撃を受けている」と明らかにした。

続いて「当社はいかなる場合にも、メンバーたちへの専属契約を違反したことがなく、エンターテインメント業界の標準契約を徹底的に守っている。また、今後もメンバーたちへの投資とサポートにおいて最善を尽くしたい」とし、「これ以上、SNSやマスコミを通じて、悪質で推測性、虚偽の事実が広がり、誤解と議論が起きないことを願っている。虚偽事実の流布と名誉を毀損する行為が続く場合には、法的対応を取らざるを得ない」と付け加えた。

これに先立ってメンバーのヘナは、自身のInstagramを通じて、メンバーからいじめを受けたと暴露した。その後、ヘナを除くリナ、ジェイ、ロヨン、ダリン、ラオン、ビアン、ダミの7人が、公式ファンコミュニティを通じて「ヘナを除くANSのメンバー全員が、法定代理人を通じて所属事務所に専属契約解除を通知した」と主張した。

・ANS、メンバー7人が契約解除を要求か…事務所に怒りのコメント「レッスンも受けることができなかった」

・ANS ヘナ、いじめ被害をSNSで暴露「これ以上は我慢できない…心から謝罪してほしい」

【所属事務所 公式コメント全文】

最近起こったANSと関連する騒動について、大変ご心配をおかけし、それにより当社のコメントが遅れてしまったことなどについて、申し訳ない気持ちです。

これまで当社は、商号である「ANSエンターテインメント」の名前からそのまま誕生したガールズグループANSを、K-POPを代表するガールズグループに成長させるために、あらゆるサポートと投資をしてまいりました。

今年の初め、多くの声援を受けた2ndシングル「Say My Name」の活動が終了した後、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるイベントの中止など、厳しい状況の中でも、当社は彼女たちのカムバックのために、ミニアルバムの準備を着実に行ってきました。しかしカムバックを準備していた中で、メンバーたちの度重なる負傷により、ダンスレッスンが不可能だという彼女たちの意思を尊重して、カムバックを延期し、健康回復のために休暇の期間を付与しました。そんな中、メンバーたちの名義で送付された専属契約関連の内容証明を受けて、当社は非常に困惑して、衝撃を受けています。

当社はいかなる場合にも、メンバーたちへの専属契約を違反したことがなく、エンターテインメント業界の標準契約を徹底的に守っています。また、今後もメンバーたちへの投資とサポートにおいて最善を尽くしてまいります。

なお、現在エンターテインメント業界で頻繁に発生している紛争の要素の一つである、精算の問題においても、全く問題がなかったことを申し上げます。エンターテインメント業界の標準契約書上においても、収益の分配はこれまで投入された費用などを差し引いて、残る純利益を事務所と各メンバーの間で分配するように規定しています。

これを受けて当社は、メンバーたちに専属契約の義務を履行することを要求し、各メンバーおよび関連業界にも、当社とANSの各メンバー間の専属契約の効力が維持されていることを申し上げ、いかなる場合においても、メンバーたちとの不要な接触や専属契約の条件を提示する行為については、民事・刑事上の責任を問わざるを得ないことをご了承ください。

専属契約に関する紛争が発生した後、メンバーたちと法定代理人による一方的な専属契約違反の主張、一方的に事務所の犠牲と損失を強要する過程で、お互いに一部の誤解と不信感が生まれました。当社は、ヘナと他7人のメンバーたちの間で起きた出来事、7人のメンバーたちが専属契約の解除を求めたことなどに対して、話し合いなどを通じた解決に最善を尽くすつもりであり、今後それに対する公式コメントを発表します。

これ以上、SNSやマスコミを通じて、悪質で推測性、虚偽の事実が広がり、誤解と議論が起きないことを願っており、当社と所属アーティストに対する誹謗中傷や虚偽事実の流布、名誉を毀損する行為を直ちに中断することを厳重に求めます。虚偽事実の流布や名誉を毀損する行為が続く場合には、法的対応を取らざるを得ないことをご了承ください。

ANSを愛してくださる方々にご心配をおかけし、心からお詫び申し上げます。今後もより一層、ANSに対する愛情と関心をお願いします。お互いに力と勇気になることを切に願っています。

ありがとうございます。

記者 : ファン・ヘジン