イ・スンジェ、元マネージャーへのパワハラ騒動を自ら謝罪「深く反省し、心よりお詫びする」(全文)

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写真=Newsen DB
俳優のイ・スンジェが、最近浮上した元マネージャーへのパワハラ疑惑に関して、自ら謝罪した。

イ・スンジェは5日、公式報道資料を通じて「元マネージャーへの待遇に関する芳しくない疑惑が浮上したことについて、これまで私を信じて応援してくださったファンの皆様に、深くお詫び申し上げる」とコメントした。

続いて「さらに、同僚の俳優の皆様や、特に、俳優を夢見て演技を習っている俳優志望者、学生の皆様にお手本になれなかったことが、あまりにも恥ずかしく、申し訳ない。すでに所属事務所を通じて公式コメントを発表しているが、長い間国民に愛されてきた俳優として、私自身の言葉で謝罪することが道理だという思いから、この文章を書くことになった」と明かした。

イ・スンジェは「一連の騒動に関しては、自分には徹すべき、他人を尊重しなければならない、という私自身の原則を忘れた不徳の致すところであったと謙虚に認める。この点に関して私は、先日、元マネージャーと電話をし、彼の話を十分に聞いて、共感し、謝罪の気持ちを伝えた。元マネージャーがメディアに提起したことは正しく、その方に心より謝罪する」と述べた。

また「公私の区別ができなかったことは過ちであり、二度とこのようなことがないようにする。これから入るマネージャーには、見習い期間であろうがなかろうが、どんな業務形態であり、無条件に4大保険に加入させてほしいと、所属事務所の代表にもお願いしている」と説明した。

さらに「今回のことを通じて、私も一緒に働くマネージャーたち、業界関係者たちが直面した悩みをよく理解することができた。80年の人生を役者として生きてきた人間として、彼らの苦衷を深く理解できなかったことを、苦痛の中で反省している。これから残りの人生、私が身を置いている業界従事者たちの権益のため、何ができるかを悩み、実践する人生を生きていきたい」と付け加えた。

これに先立って6月29日、SBS「8ニュース」を通じて、イ・スンジェの妻がゴミの分別はもちろん、ミネラルウォーターの運搬、靴の修理など、家族の雑用もマネージャーにさせ、その元マネージャーが問題を提起すると、不当解雇されたことが知られた。また、その元マネージャーは、4大保険にも加入していなかったと暴露した。

これに関してイ・スンジェの所属事務所は、「SBSの報道内容は多くのことが事実とは異なって歪曲され、偏って報じられた」とコメントした。

イ・スンジェ、元マネージャーを召使い扱い?騒動を事務所が謝罪「公私は区別しなければならない…反省している」

【イ・スンジェ 公式コメント全文】

俳優のイ・スンジェです。

元マネージャーへの待遇に関する芳しくない疑惑が発生したことについて、これまで私を信じて応援してくださったファンの皆様に、深くお詫び申し上げます。

さらに、同僚の俳優の皆様や、特に、俳優を夢見て演技を習っている俳優志望者、学生の皆様にお手本になれなかったことが、あまりにも恥ずかしく、申し訳ありません。すでに所属事務所から公式コメントを発表していますが、長い間国民に愛されてきた俳優として、私自身の言葉で謝罪することが道理だという思いから、この文章を書くことになりました。

一連の騒動に関しては、自分には徹すべき、他人を尊重しなければならない、という私自身の原則を忘れた不徳の致すところであったと認めます。この点に関して私は、先日、元マネージャーと電話をし、彼の話を十分に聞いて、共感し、謝罪の気持ちを伝えました。元マネージャーがメディアに提起したことは正しく、その方に心より謝罪いたします。

公私の区別ができなかったことは過ちであり、二度とこのようなことがないようにいたします。これから入るマネージャーには、見習い期間であってもなくても、どんな業務形態であり、無条件に4大保険に加入させてほしいと、所属事務所の代表にもお願いしています。

さらに、現在インターネット上での書き込みなどを通じて、元マネージャーへの非難の世論があることは知っていますが、元マネージャーがこのことで苦しみ、彼の家族まで心理的な苦痛を経験しているようです。現在何より大切なことは、元マネージャーが負った失望や傷を癒して励ますことであり、この騒動に関して、元マネージャーを非難することでは決してありません。これはすべて私の責任で起きたことであり、これに関して元マネージャーを非難することはもうしないでほしいです。

今回のことを通じて、私も一緒に働くマネージャーたち、業界関係者たちが直面した悩みをよく理解しました。80年の人生を役者として生きてきた人間として、彼らの苦衷を深く理解できなかったことを、苦痛の中で反省しています。これから残りの人生、私が身を置いている業界従事者たちの権益のため、何ができるかを悩み、実践する人生を生きていきます。また、似たような苦しみに瀕している方々にも役に立ち、勇気を与えられる俳優になります。

ありがとうございます。

俳優イ・スンジェ

記者 : ペ・ヒョジュ