イ・スンジェ、元マネージャーを召使い扱い?騒動を事務所が謝罪「公私は区別しなければならない…反省している」

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イ・スンジェ側が最近起こった元マネージャーとの対立と関連し、釈明すると同時に謝罪した。

俳優イ・スンジェが所属するエスジーウェイエンターテインメントは、イ・スンジェの元マネージャーが主張する内容と関連し、7月1日にコメントを発表した。

「SBS 8ニュース」は6月29日、有名俳優のマネージャーとして働いたというキム氏の暴露を報じた。キム氏が召使いのような生活をしてから2ヶ月で不当解雇されたと主張したのだ。その後、同俳優がイ・スンジェであることが分かった。キム氏は「2ヶ月間勤務している間、1週間に平均55時間働き、月給は180万ウォン(約16万円)台だった」と主張した。また、キム氏は「イ・スンジェの妻がゴミの分別はもちろん、ミネラルウォーターの運搬、靴の修理など家族の雑用もさせ、問題を提起したら不当解雇された」と主張し、議論を呼んだ。

事務所によると、今年3月に採用サイトを通じてイ・スンジェのマネージャーを採用した。所属事務所は「マネージャーとしての経歴はなかったが、一生懸命にやるという意志を見せたため、仕事を任せることにした。(所属事務所は)1人企画会社で、別途に運営していた演技学院の授業が新型コロナウイルスの感染拡大により中止となり、賃貸料を減らそうと急いでオフィスを移転していたので大変忙しい状況だった。この過程で契約書を作成せず、マネージャーの業務時間が俳優のスケジュールによって非常に不規則に変わるため、フリーランスだと思って4大保険に加入することはなかった。マネージャーの給与はマネジメント業界の平均水準に策定し、俳優が撮影している間の待機時間などが長く1日平均9~10時間ほど勤務していた」と説明した。

事務所は「いずれも事務所の未熟さにより発生したもので、マネージャーからの苦情を受け、労働庁が調査を行っている。労働庁が決定する予定で、これによる全ての法律上の責任や道義的非難は受け入れる」と述べた。

しかし、事務所は「正当な理由なしにマネージャーとの契約を解除した事実はない」とし「マネージャーの契約相手は所属事務所で、4大保険に加入しているかどうかの問題は事務所と話し合わなければならない部分だった。マネージャーは所属事務所ではなく、俳優個人にこの問題を解決してほしいと引き続き強く要求し、契約当事者でもない俳優とその家族まで困らせた」と主張した。

続けて「マネージャーは俳優のすべての日程に同行し、俳優のコンディションをチェックする役割を果たさなければならない。事務所としては俳優に配慮せず、持続的に信頼を築けない人とは契約を維持することが難しいと判断した」とし「この部分もマネージャーの申請により労働委員会で不当解雇救済の手続きが行われており、所属事務所は法的手続きに誠実に臨む予定だ」と付け加えた。

また「上記のような事務所とマネージャーとの契約問題は俳優とは関係がない」と強調した。

事務所はイ・スンジェの妻が雑用をさせ、下働きをさせたという元マネージャーの主張については「イ・スンジェと妻は2人とも80代の高齢で、特に妻は健康状態が良くないため、常に家族や周りの人々の助けが必要な状況だ」とし「マネージャーは俳優を迎えに来て、仕事場に連れて行くためにいつも家を出入りするので、これまでマネージャーは50~60歳ほどの差がある孫くらいの年齢だった。家から出る時、ゴミ出しや、修繕を頼んだり、家に帰る途中でミネラルウォーターのペットボトルを持ってきてほしい、俳優を撮影場所に連れて行く途中、奥さんを病院で降ろしてほしいと頼んだりもした。これまでのマネージャーは、高齢で健康がよくない奥さんを配慮し、むしろ率先してこのようなことをすると言っていたので、奥さんも助けてもらうことにある程度慣れていたのは事実だ。しかし、召使いやパワハラという表現は実際よりかなり誇張されている」と指摘した。

続けて「俳優の家族たちは日常的に高齢夫婦の健康と生活を世話しており、マネージャーに一般的に家事と呼ばれる掃除、洗濯、皿洗いなどをさせたことは全くなく『雑用』と表現されたほとんどのおつかいなどは当然家族が行っている。マネージャーは、自身が家を出入りしないほとんどの時間に、ほかの家族がどのように生活しているかについて正確に知らなかったため、誤解した部分があると思う」と語った。

それと共に事務所は「今回のことをきっかけに、俳優夫婦はマネージャーがプライベートな空間に出入りするとしても、公私は区別しなければならず、身近に感じられるからといって、相手もそう感じるわけではないということに気づいた」とし「より相手の立場で考え、行動できなかった点を反省しており、これによって傷ついたマネージャーにお詫び申し上げる。機会を与えてくれるなら、早いうちに会って直接謝りたい。記者会見を開いて俳優の立場だけを明らかにすることは、心に傷を負った相手を配慮することではないと判断し、行わない予定だ」と述べた。

最後に事務所は「イ・スンジェはこれまでイ・スンジェ本人を信じて応援してくださった方々に失望を与え、申し訳ないと伝えた。依然として足りない点が多く、残りの人生は生きてきた人生よりもっと良い人になれるよう努力すると伝えている」と話した。

イ・スンジェ、元マネージャーがパワハラ被害を主張…報道を受け事務所がコメント

記者 : パク・アルム