「第16回堤川国際音楽映画祭」オンラインで開催決定…8月13日に開幕

OSEN |

写真=堤川国際音楽映画祭
「第16回 堤川(チェチョン)国際音楽映画祭」が、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、オンライン映画祭への変更を決定した。

執行委員長は29日、「これまで新型コロナウイル感染拡大の推移を見守りながら映画祭を準備してきたが、現在新型コロナウイルスの第2波が懸念されており、国家レベルでの努力も強化されている重大な時期である。そのため、オンラインでの開催を確定した」と明らかにした。今年は8月13日に開幕する。

執行委員会のこのような決定は、社会と国民の安全を考慮したものだ。市民の貴重な生命と安全を優先する、堤川市全体での対策を積極的に受け入れた結果でもある。

チョ・ソンウ執行委員長は「新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、市民と防疫当局の全員が神経を尖らせている。そのため、市民の安全を最優先に考える堤川市の方針に積極的に協力して、オンライン映画祭での開催を決定した。映画の発展資金を運用する映画祭としては、音楽映画の発掘と育成を通じて、映画の多様性を守らなければならない。我々の使命は、今後も続くべきである」と話した。

「堤川国際音楽映画祭」は今年、大きな意味を抱えている。音楽映画の不毛の地だった韓国で、様々な題材の音楽映画が紹介され始めたためだ。「堤川国際音楽映画祭」は15年間、韓国の音楽映画の拡大に貢献する様々な音楽映画プログラムの開発を率先するなど、韓国音楽映画の発展を牽引してきた。

新型コロナウイルスの感染拡大によりオンラインへの変更という決定を下したが、「堤川国際音楽映画祭」の中核事業である堤川音楽映画制作支援プロジェクト、堤川映画音楽アカデミー、映画祭コンペティション部門のための審査、堤川市民のための街劇場など、韓国音楽映画の発展のために用意されたプログラムはそのまま維持される。

すべての上映作品は、公式オンラインプラットフォームを通じて上映される。音楽プログラムは無観客で行われ、公式YouTubeチャンネルと公式オンラインプラットフォームを通じて公開される。開幕式も、審査員と関係者など、最低限の人数で開催される。映画祭はこれに加えて、今後新型コロナウイルスの感染拡大が安定期に入った時に、コンペティション部門の上映作品などをオフラインで紹介する長期上映プログラムも用意する方針だ。

「第16回堤川国際音楽映画祭」の上映作品は、8月13日から17日まで観ることができる。すべての上映作と音楽プログラムを観ることができる公式オンラインプラットフォームは、追って公開される。

記者 : キム・ボラ