イ・ミンジョン&イ・サンヨプ主演「一度行ってきました」風俗店を連想させるシーンが議論に

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写真=KBS 2TV「一度行ってきました」画面キャプチャー
KBS週末ドラマ「一度行ってきました」が風俗店を連想させるシーンで、性を商品化して演出しているという議論に巻き込まれ、「時代錯誤的な設定が不快だった」という非難が殺到している。そんな中、一部の視聴者たちからは「表現の自由だ」という意見もあがっている。

韓国で18日に放送された「一度行ってきました」では、風俗店をやめてキンパ(韓国の海苔巻き)屋をオープンしたカン・チョヨン(イ・ジョンウン)とイ・ジュリ(キム・ソラ)、キム・カヨン(ソン・ダウン)の姿が描かれた。カン・チョンヨンのお店は食べ物は美味しくないものの、男性たちを対象にした客引きで大繁盛した。

イ・ジュリとキム・カヨンがタイトな衣装を着てセクシーな雰囲気で客を集め、制服姿の青少年たちまで二人を見るために集まった。お店を訪れた男たちはイ・ジュリ、キム・カヨンの美貌を褒めながら感嘆した。

さらにカン・チョヨンが炭酸飲料で、風俗店で披露される爆弾酒(ウイスキーとビールを用いた韓国のカクテル)を作る特技を披露するシーンまで放送された。

このような内容が放送されると、ドラマの公式ホームページにある視聴者掲示板には「女性を商品化する設定と、風俗店でよく使われるテクニックを商売の手段のように活用した演出が不適切だ」という指摘が相次いだ。

視聴者たちは「民放ドラマの時代錯誤的な設定に驚いた」「家族みんなが視聴するドラマに、風俗店を美化するようなシーンが登場して不快だった」「女性に対する性の商品化が度を過ぎた」と批判し、制作陣の謝罪を求めた。

これに対し一部の視聴者は、「表現の自由はどこに行ったのか?」と反対の意見を述べる者もいた。

記者 : キム・ミンジュ