gugudan キム・セジョン、1stミニアルバム「植木鉢」をリリース“私の歌が誰かにとっての慰めになってほしい”

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写真=Jellyfishエンターテインメント
gugudanのキム・セジョンが「慰め」という感性を持ってソロボーカリストとして戻ってきた。

ソロ曲「花道」「トンネル」をはじめ、tvN「ミスター・サンシャイン」「愛の不時着」などのOST(劇中歌)に参加し、ソロアーティストとして地位を固めているキム・セジョンが、自身だけの感性を込めた1stミニアルバム「植木鉢」を発売した。

全5曲が収録された1stミニアルバムはキム・セジョンが、タイトル曲「植木鉢」を除く収録曲「今日は大丈夫」「SKYLINE」「アヒルの足」「夢の中であなたを」で作詞・作曲に参加し、シンガーソングライターとしての可能性をアピールした。

キム・セジョンは「本格的にアルバムの準備に入ったのは3ヶ月程前ですが、1年前から曲も書いてアイデアも出し、着実に準備してきました。会社とたくさん相談して作った大事なアルバムなので、とても意味深いです。作詞・作曲ができて光栄でした」と感想を伝えた。

タイトル曲「植木鉢」は、植木鉢に芽生えた小さな命に感じた感情を爽やかな雰囲気で表現したバラードナンバーであり、シンガーソングライターのソヌ・ジョンアが作詞・作曲を担当して注目を集めた。ソヌ・ジョンアはキム・セジョンの魅力を最大限に引き出す、キム・セジョンのための楽曲を作り上げた。

学生時代から好きだったアーティストとしてソヌ・ジョンアを挙げたキム・セジョンは、今回のアルバムを準備しながら「コラボしたいアーティストがいるか」という質問にソヌ・ジョンアの名を挙げ、会社の努力でコラボが実現した。

セジョンは「ソヌ・ジョンア先輩が『たまに植木鉢が自分の話を聞いてくれるような感じがする時がある』とおっしゃっていました。植物がすくすくと育つ姿が力になる時があると言われましたが、それを聞いて人間関係も同じだと思いました。タイトル曲『植木鉢』はそばで絶えず慰めてくれる大切な人々の姿を植木鉢に喩えた楽曲です」と紹介した。

作曲作業をしながら、キム・セジョンはもう一度アーティストソヌ・ジョンアの魅力にハマったという。ソヌ・ジョンアは足りない部分まで丁寧に教え、キム・セジョンをリードしてくれたという。

キム・セジョンは「先輩が、同じテンションをその場で感じて歌って欲しいという意味で録音ブースに直接入って歌を歌ってくださいました。鳥肌が立ちました。先輩を通じて私の歌に確信を持つことがどれだけ重要なのかを悟りました。先輩のことを本当に尊敬しています」と話した。

自らが癒されたという「今日は大丈夫」や、「あなたの中にあるすべてがもっと輝くように」というメッセージが盛り込まれた「SKYLINE」、全てに真剣に取り組む人を応援する「アヒルの足」、会えない誰かを懐かしく思う気持ちを込めた「夢の中であなたを」まで、「植木鉢」に含まれる収録曲の全体にキム・セジョンが伝える「慰め」の感情が流れる。

これに先立ってキム・セジョンが発売した「花道」「トンネル」にも慰めと共感のメッセージが盛り込まれている。この二つのテーマは、ボーカリストキム・セジョンとして人々に伝えていく永遠のテーマになると見られる。

これに対し、キム・セジョンは「歌で一番重要なことは共感だと思います。誰でも慰めが必要な瞬間は必ずあるじゃないですか。私が辛い時、誰か私と同じ状況に遭ったことを話してくれれば、それに共感して慰められる時があります。私の歌に誰かが共感して、慰められてほしいです」と説明した。

続けて「多くの方から『これまで発売した楽曲が全部二文字だが、それは意図しているのか』と聞かれました。私も『植木鉢(ファブン)』という楽曲を出すとは思いませんでした。偶然『植木鉢』が慰めという感性と一致したので、そう決めました。これからも暖かい慰めを伝える楽曲を歌いたいです」と付け加えた。

最初のソロ曲「花道」があまりにも人気を博しただけに、プレッシャーもあったはずだ。しかし、セジョンは「セジョンらしいアルバムが出た」という評価だけも満足だという。

セジョンは「『花道』はデビューした時に、私自身が言った言葉から始まった楽曲でした。『花道』のイメージを切り捨てたり、乗り越えなければならないと思うよりは、忘れずにいてくださって感謝しています。『花道』のイメージがあまりにも良かったので。その代わりそれが終わりではなく、もっと(いろんな魅力を)持っているということをお見せしたいです。『キム・セジョンにこんなところもあるんだ』と感じてもらいたいです」と語った。

セジョンは3月17日に、1stミニアルバム「植木鉢」を発売した。

記者 : イ・ハナ