BTS(防弾少年団)、アーティストとしての本音を告白「苦しみのない成長はない」(動画あり)

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防弾少年団が、「苦しみのない成長はないと感じた」と明らかにした。

「Zach Sang Show」は4日、公式YouTubeとTwitterを通じて防弾少年団のインタビュー映像を公開した。防弾少年団は、6分21秒間のインタビューで、新しいアルバムに込めたメッセージ、アルバム制作にまつわる裏話を打ち明けた。

防弾少年団は2月21日午後6時、4thフルアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」を発売する。

アルバム全体のメッセージは何かという質問に、リーダーのRMは「アルバム名が『7』である。僕たちにとって重いメッセージであり、強いタイトルだ」と述べた。続いて「7は多くのことを象徴する。7人のメンバーを象徴するものでもあり、僕たちが一緒に過ごした時間、幸運を意味する。多くの理由で『これだ』『7というアルバム名を使うべき時だ』と感じた」と答えた。

防弾少年団は、アルバムの正式発売に先立ち、初のカムバックトレーラーでSUGAのソロ曲「Interlude : Shadow」と先行公開曲「Black Swan」、第2弾カムバックトレーラーでJ-HOPEのソロ曲「Outro : Ego」を相次いで先行公開し、ニューアルバムに対する期待を高めた。

「Black Swan」は、トラップドラムビートと切ないローファイ(Lo-fi、Low-fidelity)ギターの旋律、キャッチーなフック(hook)が調和を成す、夢幻的な雰囲気のクラウドラップ、エモヒップホップジャンルの曲で舞踊家マーサ・グレアム(Martha Graham)の名言をモチーフにして作られた楽曲だ。歌詞には、音楽が自分にとってどのような意味を持つかということに気付いた防弾少年団が、芸術家として打ち明けた成熟した自伝的な話が盛り込まれている。

これに対してRMは「『Black Swan』は、我々の内面の一部分である。本当に率直で個人的な歌だ」と説明した。

防弾少年団は、2013年6月13日にデビューして約7年間活動を続けてきた。これまで一つのグループでアーティストとして学んだものは何かという質問に、SUGAは「苦しみのない成長はない」と答えた。ジミンは「隣にいる人の大切さだ」 と答えた。

写真=Big Hitエンターテインメント
ファンに伝えたいメッセージは何かという質問に、SUGAは「今回のアルバムは、全体的に与えるメッセージそのものが、自身の内面にある影と向き合わなければならないということだ。影に飲み込まれることなく、前に進まなければならないという話しをしたかった」と答えた。

今回のカムバックプロモーションの中で、スタートを切るコンテンツを「Black Swan」にした理由も明らかにした。RMは「『Black Swan』は影に関する楽曲だ。この歌を初めて聴いた時、『防弾少年団がこんなジャンルをするの?』『これは何だろう?』と思うかもしれない。ダイナミックな楽曲ではない。サウンドそのものが違う」と話した。

ジミンは、防弾少年団が新曲の振り付けを身につける過程について、「練習するときに、この曲の振り付けとしてファンの方々に見ていただくと思いながら、僕たちが一生懸命に曲に合わせてこそ完成するのではないかな、どんな曲でもそうだと思う」と説明した。

防弾少年団は、最近ビルボード・メインアルバムチャートである「ビルボード200」で1位を獲得、アメリカ3大音楽賞受賞、「グラミー賞」参加など、著しい成果を成し遂げた。成功に対する基準として、J-HOPEは「周りの人々が笑っていた。僕を見ながらもそうだったし、すべての状況で。例えば、コンサートをしたときに、家族たちが僕を見て笑うとか、そんなものだ」と答えた。

防弾少年団は4月、新しいスタジアムツアー「BTS MAP OF THE SOUL TOUR」に突入する。韓国、アメリカ、カナダ、日本、イギリス、オランダ、ドイツ、スペインなど18都市で38回の公演を開く。防弾少年団は、今後追加のツアー計画を発表する予定だ。

RMは「ツアーは、僕たちの活動の主な理由だ」とし、公演に対する愛情を示した。

防弾少年団は2月10日から13日までの4日間、コンセプトフォトを順を追って公開する。続いて2月17日、トラックリストの公開、2月21日アルバム正式発売、2月28日リードシングル(タイトル曲)のミュージックビデオ公開まで、大々的なカムバックプロモーションを続けていく予定だ。

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記者 : ファン・ヘジン