ポン・ジュノ監督、是枝裕和監督とのエピソードを公開「パルムドール受賞後にメールで祝ってくれた」

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写真=TVレポート DB
ポン・ジュノ監督が「是枝裕和監督が『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールを受賞した翌日に、お祝いのメールを送ってくれた」と明かした。

ポン・ジュノ監督と是枝裕和監督は、日本映画専門チャンネル「日韓から『家族』を描く」に出演した。今回の対談は、是枝裕和監督の「真実」の公開に合わせて行われた。

「万引き家族」で是枝監督が「第71回カンヌ国際映画祭」のパルムドールを受賞し、1年後である「第72回カンヌ国際映画祭」でポン・ジュノ監督が「パラサイト 半地下の家族」でパルムドールを受賞したことで、アジアを代表する巨匠が2年連続でパルムドール受賞の光栄を手にし、世界的な存在感を見せつけた。

「家族」をテーマに、それぞれの感性をスクリーンで表現した是枝監督とポン・ジュノ監督は、「カンヌ国際映画祭」でのパルムドール受賞と同時に、キャリアにおいて大きなターニングポイントを迎え、全世界の観客が注目する監督に浮上した。

ポン監督は同日の対談で「『パラサイト 半地下の家族』でパルムドールを受賞した翌日に、メールで祝ってくれて本当にありがたかった」と明かした。

是枝監督は「『パラサイト 半地下の家族』が受賞できなかったとしても、ポン監督に対する評価は変わらないと思ったけれど、ポン監督の作品、そして韓国映画が初めてカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞したのは、非常に良いタイミングだった」と伝えた。

「真実」は、伝説的な女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が自身の人生を顧みる回顧録を出版し、娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)と久々に再会して、これまでお互いに感じていた誤解と隠されていた真実について知っていくストーリーを描いた作品だ。12月に公開される。

記者 : キム・スジョン