ポン・ジュノ&是枝裕和監督ら「釜山国際映画祭」開幕に祝福&応援のメッセージ(動画あり)

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写真=釜山国際映画祭
「第25回釜山(プサン)国際映画祭」が本日(21日)スタートした中、アジアの映画人たちと映画界の巨匠たちが応援のメッセージを伝えた。

新型コロナウイルスの影響で世界有数の映画祭が中止となり、ほとんどの映画制作の現場は一時中止となっている状態である。また、既に完成した多くの作品の劇場上映も容易ではない状況だ。このような中、アジアを代表する巨匠監督と俳優たちが、釜山国際映画祭とともに、アジア映画の広報大使を務めた。厳しい時間だが、映画に向けた熱情だけは変わっていない、アジアの若手映画人たちのために声を集めた。

まず、イ・チャンドン監督は「我々映画人たちは、お互いに連帯して一緒に勇気を分け合わなければならない」と伝え、ジャ・ジャンクー監督は「パンデミックも映画で交流する我々の情熱を防ぐことはできない」と話した。パク・チャヌク監督は「映画の歴史は、いつも大きな挑戦と試練を克服してきた歴史だ」、黒沢清監督は「こんな厳しい状況に作られた映画は、間違いなく傑作であろう」、是枝裕和監督は「決してこのように断絶した状態で終わるはずがない。何らかの形でつながると思う」と話した。

カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の執行委員長、プログラマーたちも、相次いでオンサイト(on-site)で開催する「釜山国際映画祭」や映画人たちを応援した。

カンヌ国際映画祭のティエリー・フレモー執行委員長、「25歳、まだ青春である『釜山国際映画祭』は、映画的に祝福された土地で、映画の国である韓国で、相変わらず重要な役割を果たしている」という映画祭に対する格別な愛情を表した。

その他にも「皆様の美しい都市、監督との対話と現地観客や一緒に映画を観るときめきが恋しくなるだろう」というベルリン映画祭のカルロ・チャトリアン執行委員長を含め、カンヌ映画祭のクリスチャン・チョン元副執行委員長、ベネチア映画祭のアルベルト・バルベラー執行委員長、ベネチア映画祭のエレナ・ポラッキプログラマー、ユニフランスのセルジュ・トゥビアナ会長が、今年参加できない残念な気持ちと、来年の釜山に向けた約束を送った。

今年、アカデミー授賞式の後に久しぶりに会う嬉しい顔、ポン・ジュノ監督も参加した。「今年も変わらず観客の皆さんと会えることになった『釜山国際映画祭』がより一層大切で誇らしく思われる1年だ」とし、映画祭に対する応援と祝福の意を伝えた。

「第25回釜山国際映画祭」は21日に開幕し、30日まで10日間にかけて、釜山・海雲台(ヘウンデ)の映画の殿堂で開かれる。









記者 : ペ・ヒョジュ