YGをパワハラで提訴…「MIX NINE」参加事務所が主張“練習生、視聴者への裏切り行為”

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「MIX NINE」の優勝者側がYG ENTERTAINMENTに損害賠償を請求した。

26日、HappyFaceエンターテインメントは「18日にYG ENTERTAINMENTを相手どり、損害賠償請求訴訟を提起した。私たちが提起した賠償金額は1千万ウォン(約100万円)だ」と明かした。

訴訟額については「こちらが受けた有・無形の損害を賠償してもらうためというよりは、大手会社の権力乱用(パワハラ)から逃れ、韓流の発祥地である韓国の大衆文化界が健全に発展してほしいという思いで請求した象徴的な金額であることをお知らせしたい」と説明した。

HappyFaceエンターテインメントは、昨年所属練習生のウ・ジニョンをJTBC「MIX NINE」に出演させた。ウ・ジニョンは1位に輝き、YGを通じてプロジェクトグループとしてデビューすることを約束されていた。しかし、YGは突然契約期間の変更などを理由に各所属事務所の意見が一致せず、デビューが白紙になったと発表した。

またYGは放送終了から2ヶ月がたつ3月までHappyFaceエンターテインメントにウ・ジニョンのデビューや計画に関して何も言及しなかったという。その後、メディアやファンの避難が殺到すると9人のメンバーの事務所に連絡をとったという。また、もとの契約書とは異なる、事務所と何の相談もなかった契約条件の変更を提案し、その内容はYGにだけ有利な形(活動期間を4ヶ月から3年に変更など)であったと主張した。

さらに、YGが公式報道資料を通じて「約束した4ヶ月は、新曲の準備とミュージックビデオの撮影、ダンス練習をするにも足りないと判断」とした点についても、この4ヶ月は音源やアルバム発売時点からの活動期間を意味しており、準備期間は別であったとも主張した。

HappyFaceエンターテインメントは「『MIX NINE』に関する契約の不履行や一方的な変更案の提示は、YGの利害関係に基づく権力の乱用だった。YGは公式コメントを通じて出演者たちの所属事務所同士の意見が調整できずデビューが白紙となったかのように装った。実際の責任はミュニケーションの不在と一方的な契約変更を求めたYGにある。YGの行為は出演者の切なる夢を踏みにじり、有料の投票をした視聴者も裏切った」と強く主張した。

YG「MIX NINE」と関連し提起された訴訟についてコメント“全く予想できなかった”

「MIX NINE」ボーイズグループ、まさかのデビュー白紙…YGが公式謝罪“約束を守れず申し訳ない”(全文)

写真=「MIX NINE」

記者 : キム・イェナ