映画「飛べない鳥と優しいキツネ」（監督：イ・ギョンソプ）がストーリー映像を公開した。

共感できるセリフで多くの人々を慰めたウェブ漫画「飛べない鳥と優しいキツネ」をベースにした映画「飛べない鳥と優しいキツネ」の制作陣が、原作の名台詞をミレ（キム・ファンヒ）の声で再現した「とんとん共感100％ミレのストーリー」映像を1日に電撃公開した。

「飛べない鳥と優しいキツネ」は、趣味はゲーム、特技は文章を書くこと、プライド0％の女子中学生ミレが、初めて付き合った現実の友人ペッカプとテヤン、そしてオンライン上の友人ジェヒと関係を形成し、傷つきながら成長していくストーリーだ。

この日公開されたミレのストーリー映像には、ミレが1人で教室に座っているシーン、暴力を振るう父親から隠れるシーン、友達テヤンにがっかりするシーン、そしてオンライン上の友人ジェヒと友達になっていくシーンなど、映画のシーンを原作の中の名台詞と共に収めた。

「期待が大きいほど失望の数値は増えるもの！」「責任取らないなら、そんなに優しくしないで」「人が壊れる前に支えてくれる人の数は、たった1人で十分だ。あの時の私のように」「あなたの未来にも私がいたんだね」など、原作ファンが選んだ名台詞は、感性あふれる映像と合わさって、感性を刺激する。

また、ナレーションを務めたキム・ファンヒの繊細で温かい声は、友達問題、DV問題のような痛みを抱えている中学生ミレの姿を表し、深い余韻を残す。

ウェブ漫画の名台詞を映画に収め、原作とは異なる共感と慰めのメッセージに期待が高まっている。6月20日韓国で公開される。