【REPORT】平埜生成が超新星 ユナクに「キスしてもいいですか」を連発!?…「バウンサー」完成披露試写会&トークイベント

Kstyle |

超新星のユナクが、平埜生成とダブル主演を努めたBS スカパー! オリジナル連続ドラマ「バウンサー」が4月14日より放送スタート。

放送を直前に控えた4月10日、第一話完成披露試写会&トークイベントが東京・スペースFS汐留にて開催され、ダブル主演の超新星 ユナク、平埜生成と村上淳、大東駿介が出席。幸運にも試写会に当選したお客さんへ、劇中映像とともに撮影エピソードを披露した。

出演者が男性だらけ、地方での一ヶ月泊まりロケというだけに、共演者もかなり打ち解けている様子。そんな4人に映画パーソナリティの伊藤さとり氏を進行に加え、和気藹々とした雰囲気の中始まったトークショーをレポート!

【REPORT】超新星 ユナクを共演者がべた褒め!平埜生成とのW主演ドラマ「バウンサー」合同記者会見に登壇

Q.まずは、主演を務めた平埜さんとユナクさんに、それぞれ演じられたキャラクターについてお伺いしたいと思います。

平埜:観客にいる皆さんは、面接やオーディションに落ちた経験はありますか? その時に抱いた感情が、まさに僕の演じた獅子戸丈一郎そのものなんです!

ユナク:僕が演じた蜂野信也は、プライドが高くて愛嬌があってツンデレなヤツです。僕を知っている人たちは「蜂野とユナクは似てる」って言うんですけど、僕自身はプライド低いし、愛嬌も普通だし、ツンデレじゃないし、優しいし…(笑) (お客さんに向かって) ねえ?

客席:えー(笑)

ユナク:そうだよね! はい、そういう人です僕は、はい(笑)

Q.お二人は初共演ながら、殴る蹴るの激しいシーンを繰り広げていましたね。

ユナク:本当は今日お見せしたシーンよりもっと激しいシーンがあります。今の映像は、まだ甘いくらいです。

村上:殴っているシーンの音、本当の音だもんね?

ユナク・平埜:はい、そうです。

ユナク:でも平埜くんは「大丈夫、大丈夫」って言ってくれたので。

平埜:大丈夫でしたよ(笑)

ユナク:ほかのシーンでは、彼の首を絞め上げるシーンがあったんですけど、なかなかカットがかからないんですよ。“平埜君が死んでしまうのでは!?”と心配しながらも首を絞め続けてました。そしたらやっぱり、見事に首に真っ赤な線が浮き出てしまって。ここまでやらせる監督の考えがわからなかったです。

大東:いやいや、そこまで首を絞めてるのはユナクだから(笑) 今回の作品は臨場感を出すために乱闘シーンではすべて本気で殴り合いをしてるんですよね。

Q.ユナクさんは、ここまで強く見せるための役作りはどのくらいされたんですか?

ユナク:ボクシングを6年以上習っているので、上半身の動きはそんなに大変ではなかったです。でも蜂野はキックが見せ場だと言われたので、蹴りの鍛錬は一ヶ月くらいしました。

Q:激しいシーンの中でも、獅子戸と蜂野のラーメンを食べるシーンは心が温まるようなシーンでしたね。

ユナク:実はこのシーン、一番印象に残ってるんですよ! なぜなら(ホテルに) 携帯を忘れて、めちゃくちゃ落ち込みながら芝居してて……。

大東:知らんがな!(笑)

会場:爆笑

「恋人かってくらい平埜君とずっと一緒にいたね(笑) 」

Q.ユナクさん演じる蜂野はツンデレですよね。平埜さんは実際のユナクさんを、どのように分析されていますか?

平埜:……本当のことを言ってもいいですか? 8割は素を見せてくれるのに、2割は絶対に見せてくれないんです。

ユナク:本当に本当のことを言ったね?(笑) 正解だけどさ。

Q:平埜さんに対して厳しい一面があったとか?

平埜:それはなかったです。自分にすごく厳しい人なんです。人に対しては、誰よりも気遣いの人でした。

村上:そうだよ、ユナクは僕に会うたびにお菓子くれたんだから(笑)

Q.では逆に、ユナクさんから見た平埜さんはどんな人ですか?

ユナク:平埜君は、すごく真面目です。この作品は本当に危険な場面がたくさんあって、本当ならスタントマンにお願いするような演技も、全部自分でやっていたんです。そういう点でも、見習うことがたくさんありました。僕は平埜君の演技がすごく好きで、自分の出番がなくても監督さんの横でずっとモニターを見ていました。

平埜:……(真顔で) キスしてもいいですか。

会場:爆笑

ユナク:一緒にいるシーンがたくさんあったので、本当に恋人のようにずっと一緒にいて、たくさん話して遊びました。

平埜:ちゅーしていいですか(笑)

ユナク:どう反応したらいいかわからないよ(笑)

すべてのシーンが“本気”勝つか負けるかの真剣勝負

Q:では続いて、村上さん扮する鰐渕剛志と、大東さん演じる柿根陽介の紹介をしたいと思います。村上さんと大東さんにも、それぞれご自身の役柄について教えてください。

大東:心が読めるという特殊な役だったので役の持つ“陰”と“陽”のエネルギーの使い分けを意識しました。イレギュラーな能力を持った役というのは、ものすごく考えて演じないといけないんですよね。自分の持っているものだけでやるのは無理があるので、注意深く演じました。

村上:原作では、僕の演じる鰐淵はもう少しイカツイイメージだと思うんですけど、僕が演じる時は、その角を少し削って、セリフの言い回しとかをほんの少し柔らかくしました。

Q:ユナクさんから見た、大東さんに対する印象を教えてください。

ユナク:大東さんは、個性的な人だと思いました。そして自分を知っている人。それは演技にも通じるものがあって、演技なのに“怖いな”と思ってしまうくらい迫力がある方なんです。ラストシーンは大東さんと一緒だったんですけど、会った瞬間、目つきから違っていて…自分も出ているシーンをこういうのはおかしいんですが、すごく良いシーンになったと思います。

大東:村上さんともさっき話していたんですけど、ユナクと芝居する時は、余計な概念を持って向かうと確実に負けるんです。気持ちでケンカをしないと勝てない。これは最初に抱いた印象から変わってないです。柿根は暗躍している役だったんですけど、そのバックボーンすら引っ張られてしまうという危機感を持って彼との芝居に挑みました。

ユナク:でも、大東さんとの撮影以外のプライベートな会話はめっちゃ楽しかったです。

大東:楽しかったねー(笑) あと、ユナクの顔を車に押し付けるというシーンがあったんですけど“どんな体つきなんだろう”と思って、ものすごいユナクの体を触りまくりました(笑)

「映画のような、壮大なドラマに期待してください!」

Q:続いて村上さんからご覧になって、共演された3人はいかがでしたか?

村上:本当に刺激的な現場でした。本人を前にすると嘘っぽく聞こえてしまうんだけど、本当ですからね(笑)

Q:では、村上さんという素晴らしい俳優さんと共演された感想はいかがでしょう。

平埜:あのー……。

村上:ないんじゃん!(笑)

平埜:いや、上手な言葉のチョイスが見つからなくて(笑) すごく面倒見の良い先輩です。僕の役の事を一緒に考えてくれたり、ご飯を食べながら今後の俳優人生とか語り合ったり、いろいろな事を教えてもらいました。ありがとうございました。

Q:最後に、代表して主演の平埜さんとユナクさんから、これからご覧になる皆さんへ、ドラマの見どころを一言お願いします。

平埜:僕は2日前に第一話を観たんですが、この作品は映画のような壮大な作品になっていて、改めて贅沢な経験をさせてもらったんだと実感しました。何よりもユナクさんはじめ、皆さんの演技がものすごくて、一視聴者として楽しんでいました。なので皆さんも同じ気持ちで楽しんでもらえたらいいなと思います。

ユナク:日本人役をやることになって、違和感なく演じられるかどうかというプレッシャーや不安はあったんですけど、それ以上に挑戦したいなと思える役と作品でした。この作品を通して、日本でユナクという存在が広がったらいいなと思います。このドラマは、良い作品だと自信を持って言えます。ぜひ、皆さんも最後まで楽しんでください!

最後に、出演者4人の直筆サイン入り「バウンサー」Tシャツの抽選界が行われ、大盛り上がりのトークショーは幕を下ろした。

出演者の仲の良さが随所に垣間見え、あまりの盛り上がりに時間が20分以上もオーバーしたほど。本日登壇した4人は、時に漫才のように、そして時に真面目に互いを称え合う。全員が“尊敬の念”を抱いて「バウンサー」という作品に挑んだということがわかるトークショーとなった。

(C)みずたまこと(別冊ヤングチャンピオン)2015/スカパー!・スタジオブルー

■放送概要
BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「バウンサー」
※下記情報は変更になる場合がございます。
放送日時:2017年4月14日(金) ~(予定) 第1話無料放送【全10話】
出演者:平埜生成、ユナク(超新星)、村上淳、大東駿介 ほか
チャンネル:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス 579)
※2017年2月1日(水) より、BSスカパー!Ch585(プレミアムサービス) は、Ch579へ番号が変更になります。
視聴方法:第1話は無料放送。第2話以降はスカパー!のいずれかのチャンネルまたはパック・セット等のご契約者は無料でご視聴いただけます。

原作:みずたまこと(秋田書店刊「別冊ヤングチャンピオン」連載中)
監督:熊澤尚人(映画「ユリゴコロ」「近キョリ恋愛」「君に届け」「おと・な・り」ほか)
脚本:まなべゆきこ(映画「オオカミ少女と黒王子」「近キョリ恋愛」ほか)
制作:株式会社スタジオブルー
製作:スカパー!/スタジオブルー

■関連サイト
「バウンサー」公式ホームページ:https://www.bs-sptv.com/bouncer/

記者 : Kstyle編集部