俳優チャ・テヒョンと親しいことで知られるチャン・ヒョク、ホン・ギョンミン、チョ・ダルファンが映画「大好きだから」にカメオで出撃し、熱い友情を誇示した。

「大好きだから」は、突然の事故で他人の体に入ることができる思いがけない能力(？) を持つことになった男イヒョン(チャ・テヒョン) が女子高生から痴呆症のおばあさんまで、体に入り込んで繰り広げられるストーリーを描いたヒーリングコメディ映画だ。

チャ・テヒョンの芸能界を代表する親しい仲間である“辰年クラブ(1976年生まれ)”のチャン・ヒョク、ホン・ギョンミン、そして多様な作品でチャ・テヒョンと縁を結んだチョ・ダルファンが出演して、義理はもちろん、コミカルなセンスまで立証した。

お笑い提供役を担当した最初のカメオであるチャン・ヒョクは、イヒョンが女子高生マルヒ(キム・ユネ) の体に入って慌てふためく時に訪ねる占い館の占い師として登場する。年齢、性別、誕生日、名前まで何も覚えていなくて、自身が誰なのか知らせてほしいというマルヒのとんでもない依頼に、叱り飛ばして観客に笑いをプレゼントする。

特にチャン・ヒョクは、「大好きだから」の初めての撮影の日にカメオ出演をして、友達に幸運を呼び込んだ。「少しでも映画に面白さを加えることができてうれしい」として、チャ・テヒョンとの熱い友情を誇示した。

チャ・テヒョンとグループ「紅茶(ホンチャ)」を結成して曲を発売するほど特別な友情を誇示するホン・ギョンミンは、「過速スキャンダル」に続き「大好きだから」にも特別出演して義理堅さを見せた。ホン・ギョンミンは、本業である歌手にぴったりのヒョンギョン(ソ・ヒョンジン) のオーディション審査委員役を受け持った。

本当のイヒョンの正体を探すことに乗り出したスカリー(キム・ユジョン) と出会うシーンでは、スカリーのとんでもない問いと対比されるシックな受け答えで、観客を笑いの渦に巻き込む見通しだ。

ホン・ギョンミンは「『過速スキャンダル』に続き『大好きだから』もヒットするならば、カメオ専門俳優になることができるかも」と冗談を言うこともした。

スクリーンとブラウン管を行き来するシーンスティラー(シーン泥棒、助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと) のチョ・ダルファンは、タクシー運転手役を務めた。離婚の危機に瀕した刑事チャンイル(ソン・ドンイル) と彼の妻(オ・ナラ) が手錠をはめられたままチョ・ダルファンが運転するタクシーに乗ることになって、チョ・ダルファンは彼らを怪しく思って滑稽な演技をする。

親しいチャ・テヒョンも知らずにサプライズでカメオ出演したチョ・ダルファンは、「少しの間出演すれば良いといったが、6時間にわたり撮影した。それでもインパクトのある演技になったのではないだろうかと期待する」と感想を伝えた。

「大好きだから」は韓国で1月4日に公開される。