本格的にお酒を勧めるドラマ「おひとりさま～一人酒男女～」は視聴者を魅了するのだろうか。

26日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)タイムスクエアで開かれたtvN月火ドラマ「おひとりさま～一人酒男女～」(脚本：ミョン・スヒョン、演出：チェ・ギュシク)の制作報告会には、俳優ハ・ソクジン、パク・ハソン、5urprise コンミョン、ファン・ウスレ、ミン・ジヌン、SHINee キー、キム・ドンヨン、DIA チェヨンが参加した。

「おひとりさま～一人酒男女～」は疲れた一日を一人酒で慰める鷺梁津(ノリャンジン)入試塾の講師たちと公務員試験を準備する学生たちのストーリーを明るく描くドラマだ。「ブッとび！ヨンエさん」を手がけたミョン・スヒョン脚本家とチェ・ギュシクプロデューサーが再び意気投合した。「ゴハン行こうよ」シリーズで“食べるドラマ”をヒットさせたtvNが、ドラマでは初めて鷺梁津に“一人酒”という題材を加えた企画だ。

チェ・ギュシクプロデューサーは「“私もそんな時に一人で飲みたい”という共感ポイントを生かすのが制作陣の課題であり、悩みでもある。お酒だけに焦点を当てず、情緒的な共感の形成が大事なドラマだ」と演出の意図を強調した。

多彩なキャラクターも面白い。ハ・ソクジンはラグジュアリーな一人酒を楽しむ鷺梁津のスター講師チン・ジョンソク、パク・ハソンは鷺梁津に入ったばかりの新米講師パク・ハナ役を務める。ファン・ウスレはセクシーなルックスで学生たちに人気のあるファン・ジニ、ミン・ジヌンは人気に気を遣う講師ミン・ジヌン、キム・ウォネは会食マニアの院長キム・ウォネを演じる。コンミョンは公務員試験を準備しはじめた学生コンミョン、キーは公務員試験を準備するお金持ちの学生キボム、キム・ドンヨンは恵まれない環境で公務員試験を準備するドンヨン、チェヨンは公務員試験を準備する名門大学出身のチェヨン役を務め、共感を生み出す。

この日、チェ・ギュシクプロデューサーは「お酒を題材にしたドラマなので、時々俳優たちに本当のお酒を勧めることがある。特にハ・ソクジン氏が一人酒を飲むシーンでは、実際にお酒を飲んだ。お酒を飲み、吐くことを繰り返しながら演技をした」と撮影秘話を明かした。

パク・ハソンは「休みが不定期なので、友達に電話しても翌日に仕事があるせいで会えない場合がある。自宅でお酒の種類は関係なく、一人でお酒を飲む。ドラマや映画を見ながら飲んだり、悔しいことがある時に飲んだりする。とても共感した」と打ち明けた。

また、パク・ハソンは2年ぶりの復帰について「10年間休まず演技をしてきて疲れていた。悩みが多かった。一人の人間としてのパク・ハソンの人生がなくなった気がした。それで長く休ませていただいた。休むと現場が懐かしくなり、テレビを見ると羨ましくなった」と伝えた。

またパク・ハソンは「ハイキック」で見せた泥酔の演技について「さらにグレードアップした泥酔演技を見せるために努力しているけれど、年を取ると容易ではない。普段は韓国焼酎を2本ほど飲む。種類に関係なく1本くらいは飲むと思う」と率直に打ち明け、注目を浴びた。

ドラマ「おひとりさま～一人酒男女～」は韓国で9月5日の午後11時より放送スタート。