チョ・ジヌンではないイ・ジェハン刑事、ソン・ジュンギではないユ・シジン大尉、ソ・ヒョンジンではないオ・ヘヨン？ 到底想像できない。

先日、韓国で放送されたtvN「名簿公開2016」では、キャスティング戦争の“勝ち組と負け組”行き違ったキャスティングの“成功と失敗”をテーマに、一瞬の選択で“大ヒット”と“失敗”を味わったキャスティングエピソードが公開された。

“大ヒット”を味わった俳優リストには8位-SBS「星から来たあなた」のアン・ジェヒョン、7位-映画「建築学概論」のmiss Aスジ、6位-映画「哭声」のクァク・ドウォン、5位-tvN「ああ、私の幽霊さま」のチョ・ジョンソク、4位-MBC「キルミー・ヒールミー」のチソン、3位-tvN「また!?オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～」のソ・ヒョンジン、2位-KBS 2TV「太陽の末裔」のソン・ジュンギ、1位-映画「お嬢さん」、tvN「シグナル」のチョ・ジヌンの名が上がった。

アン・ジェヒョンは演技に自信がないという理由で「星から来たあなた」の出演を断ったが、チャン・テユ監督の説得で出演することになった。またスジは少女時代のソヒョン、ムン・チェウォンが出演を断って「建築学概論」に出演し“国民の妹”へ浮上。チョ・ジョンソクは入隊で出演を断ったチェ・ダニエルのおかげで役を掴んだ。チソンはヒョンビンとイ・スンギが出演を辞退し、ソ・ヒョンジンはキム・アジュンとチェ・ガンヒが出演を断り、ソン・ジュンギはウォンビン、チョ・インソン、コン・ユ、キム・ウビンが出演を断ったために、それぞれ自身の代表作と代表キャラクターに出会うことができた。

1位になったチョ・ジヌンは「シグナル」の台本を見る前から作品に共感できず出演を断ったが、監督の説得とドラマの中のセリフに惹かれて出演することになった。結果、彼は「シグナル」で最高の演技人生を享受することとなった。

瞬間の選択で“大ヒット”を味わったスターがいる一方、キャスティングを断って後悔するスターもいる。“失敗”スターリストには、ソン・シギョンなどが名を連ねた。