「ヨンパリ」悲しい悪女キム・テヒ、チュウォンと涙の別れ

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ヨンパリ」放送画面キャプチャー
「ヨンパリ」では復讐のための怪物となったキム・テヒが結局愛するチュウォンとの別れを選んだ。

24日、韓国でSBS「ヨンパリ」第16話が放送された。「ヨンパリ」は場所や患者を問わず、高額のお金さえ払えば暴力団組員も治す最高の実力を持つ外科医ヨンパリ(チュウォン)が、病院に眠っている財閥の相続嬢“眠れる森の魔女”(キム・テヒ)に出会うことで繰り広げられる物語を描くスペクタクルなラブストーリーだ。

同日の放送でヨジン(キム・テヒ)はドジュン(チョ・ヒョンジェ)を殺さないとハンシングループとの戦争を始めるとテジョングループのチェ会長に脅迫され、その直後に会社に向かった。ヨジンは抜群の状況判断力とカリスマ性で実務陣を率いてチェ会長に不意打ちの一発を与え、熾烈な金の戦争で痛快な一本勝ちを手にした。そんな中、テヒョン(チュウォン)はドジュンを助け出し、チェヨン(チェ・ジョンアン)と海外に逃避させる計画を立てた。イ課長と警護員の助力を受け、ドジュンを助け出すことに成功した。

チェヨンが待っている飛行場に向かう中、救急車の中で目覚めたドジュンは逆に自分を助けたテヒョンを攻撃した。自分が危険な状態にあるという事実を信じずにテジョングループのチェ会長が送った人々と取引をしようとした。結局ドジュンはナイフで刺され、死を迎えた。しかし、このようなすべての状況がヨジンは計算済みだった。ヨジンはテヒョンの計画はもちろん、秘書室長がチェ会長にドジュンが脱出したことを密かに知らせたことにも気付いていた。ヨジンはドジュンの死と関連してテヒョンを利用したと伝え、テヒョンに衝撃を与えた。このためテヒョンとヨジンの関係は二人の愛の深さとは関係なくさらに悪化する展開となった。復讐のための怪物となったヨジンの行動は、テヒョンも止めることができなかった。

ハンシングループを離れることを決心したテヒョンにヨジンは「行かないで」と止めた。しかし、テヒョンは自分の居るべき場所に戻るとし、ここは自分がいるべき場所ではないと話した。そしてテヒョンは「僕と一緒に行く?」と言い、ヨジンを諦めきれない気持ちを表した。そしてテヒョンは「やっぱり無理だよね。会長の座を捨てて僕と逃げるのは。僕がどうかしているみたいだ」と伝え、苦笑いをした。

ヨジンは「どうかしているのではない。川水、子供たち、森の道、風の丘…。もちろん財閥の会長の座なんかとは替えられないものだよ」と言いながらも「けど、テヒョン、ごめんね。私はただ私の場所に戻っただけなの。沼に。ワニたちが住んでいる」と伝え、テヒョンの気持ちを受け入れなかった。

テヒョンは「生きていると、ピクニックが懐かしくなる時もあるだろう。その時はいつでも僕のところに来て。僕が待っているから」と言い、変わらぬ心を伝えた。その後、テヒョンは涙をこらえながら愛するヨジンから去って行った。愛する人と別れるまでしてワニたちの女王になることを選んだヨジンは結局泣き崩れ、悲しい心を表現した。

ヨジンとテヒョンが結局心の痛む別れを選んだ中、二人が再会しラブストーリーのどんでん返しを迎えることができるのか、今後の展開に関心が集まっている。

記者 : ハ・スナ