「客主」チャン・ヒョク&キム・ミンジョン、時代劇ビジュアルが一つになった…視聴率1位獲得なるか(総合)

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写真=TVレポート DB
演技力とビジュアルを備えた俳優たちが総出動する時代劇「客主」が視聴率1位を獲得できるのか注目されている。

23日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島(ヨイドドン)のある飲食店でKBS 2TV新水木ドラマ「商売の神-客主2015」(脚本:チョン・ソンヒ、イ・ハンホ、演出:キム・ジョンソン、制作:SM C&C)の記者懇談会が行われ、カン・ビョンテク責任プロデューサー、キム・ジョンソンプロデューサー、俳優チャン・ヒョク、キム・ミンジョン、ユ・オソン、ハン・チェアが出席した。

キム・ジュヨン作家の歴史小説「客主」を原作にした「客主」は、廃業した“天氏客主”の後継者チョン・ボンサム(チャン・ヒョク)が、市場の客引きから始まり、商団の頭、大客主を経て、巨商として成功していくストーリーを描いていく作品。本日(23日)韓国で放送がスタートする。

何より注目されているのは「客主」が水木ドラマの視聴率競争において1位を獲得できるのかという点だ。「客主」はSBS「ヨンパリ」、MBC「彼女はキレイだった」と競争することになった。さらに「ヨンパリ」の後番組としてムン・グニョン&BTOB ソンジェ主演の「村」が10月7日から放送される。

これに関連して「客主」に出演する女優キム・ミンジョン、ハン・チェアに「ヨンパリ」のキム・テヒ、「彼女はキレイだった」のファン・ジョンウムと競争する感想を聞く質問があった。キム・ミンジョンは「自信がある、自身がないと言うのは難しい。私自身にとっては重要じゃないような気がする。演技が大好きだった小さい頃の自分に戻って演技してみたいという思いがあまりにも強かった。私が切実に必要としている思いだ」と話した。

ハン・チェアも「裏番組の女優と比べながら演技したことはない。私の出演作が私によって左右されると思ったこともないし、そんな作品に出演したこともない」と答えた。

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今回が5作目の時代劇となるチャン・ヒョクは“時代劇の男神”として知られている。チャン・ヒョクはチョン・ボンサムという役を通じて新しい姿を見せると伝えた。彼は「喪主はいつも訪問客の立場で考えなければならない。相手に合わせて笑ってあげたり、哀歓を慰めたりもする。こっけいだと思った」と話した。

また「客主」は正統派時代劇で若者の好みに合いそうな作品ではないが、ドラマのきちんとしたストーリーが視聴者に伝わるだろうと自信を示した。

キム・ジョンソンプロデューサーは80年代の「客主」と比較して欲しいと言われ、「時の流れと共に物語も流れる。『客主』は30年前に放送された。当時はそれなりの状況があったはずだ。今この時代に必要な状況は何なのか、たくさん悩んだ。視点が様々であるため、以前の作品は良くて今回は良くないと断言することはできない」と話した。

続いて「今回のドラマは原作小説の叙情性や商人たちの生活を描いている。多数の役者が出てくるが『商売の神-客主2015』はチョン・ボンサムを基本的な枠にして、現代における最も大きなテーマは何か、お金という大きな絵をどうやって管理するかについて取り上げる」と説明した。

キムプロデューサーは「視聴者にはお金がないことや、お金が偏っていて足りないことではなく、他人の富に嫉妬することに問題があると伝えたい。私から見ると大体努力せずに他人が自分の問題を解決してくれると思って自分自身のことを解決できていないと思う。そのため、チョン・ボンサムを通じて夢と希望を見せたい」と付け加えた。

これと共に「客主」の制作陣と俳優は高い視聴率に対する自信を示した。キム・ジョンソンプロデューサーは「視聴率には期待しない」と言いながらも、「高ければいいと思う。全36話であるため、逆転の機会が3回来ると思う。それでも逆転できなければ全面的に私の責任だ。逆転できる時間があると思う」と話した。

チャン・ヒョクも「3回の逆転が起こりうる視聴率を記録してほしい。虎が出てくる3回の峠をおばあさんが登るように、良い視聴率を記録してほしい」と付け加えた。キム・ミンジョンは2桁の視聴率ががほしいと言いながら、第1話は約8%の視聴率になってほしいと希望を語った。

「客主」の制作陣と俳優たちの自信は果たして通じるのだろうか。「客主」は23日(本日)午後10時から放送がスタートする。

記者 : ソン・ヒョジョン