故パン・ヨンジンさん、自殺を暗示する生前の切ない書き込み…「雑草がどうして松になれるだろう」

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写真=TVレポート DB
生活苦で命を絶った故パン・ヨンジンさんの生前の書き込みに関心が寄せられている。

パン・ヨンジンさんは22日午後、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市一山西(イルサンソ)区加佐洞(カジャドン)の自宅前の庭に停められていた車の中で亡くなっていた。

住民の通報で出動した119救助隊がパン・ヨンジンさんを発見し、すぐに病院に搬送されたが、すでに死亡した直後だった。パン・ヨンジンは発見当時、運転席に座っており、助手席には燃えかけの着火炭の残骸が残っていた。警察はこれを根拠にパン・ヨンジンさんの死亡原因を自殺と推定している。

生前うつ病を患っていたというパン・ヨンジンさん。彼の出演作は2008年の「蝶モグラ(Butterflymole)」(監督:ソ・ミョンス)がすべてだ。「蝶モグラ」以降、長年の生活苦に悩まされ、自ら死を選んだと見られる。

これに先立ちパン・ヨンジンさんは5月28日、自身のFacebookに「20年間堪えてきた一山のこの家 もう明け渡し どこへ行けばいいのか」と書き込み、続いて6月19日にも「あの雑草は雑草です あの松は松です 雑草がどうして松になれるだろう ただ、渾身の力を注いだところで個体の限界なのさ」と切ない心境を明かしていた。

このニュースを知ったネットユーザーたちは「故パン・ヨンジンさんのご冥福をお祈りします」「俳優パン・ヨンジンさん、天国に行かれますように」「生活苦が本当に大きかったんだろう」などの反応を示した。

記者 : キム・ミョンソク