今月14日、ルノーサムスン自動車のSM7が、前を走っていた“スーパーカー”と呼ばれるイタリアの超高級車ランボルギーニ・ガヤルドに追突し、その事故写真がインターネット上で連日話題を呼んでいる。最も注目を集めたのは1億4000万ウォン(約1500万円)という修理代だ。ネットユーザーたちは超高額の修理代を払わねばならなくなったSM7の所有者に対して、残念という反応を見せた。

だが、今回の事故は、双方が共謀して故意に起こした“自作劇”であることが明かされ、保険金を狙った詐欺事件だったというどんでん返しを見せた。保険会社側が事故を調査する過程で、二人の運転者がわざと事故を起こしたことが明らかになった。結局二人は保険金をもらうこともできず、警察調査を受けて前科者になる危機に陥った。

今回の事件で世間の関心を集めたランボルギーニ・ガヤルドは、新車の価格がなんと4億5000万ウォン(約4850万円)に達するという。超高級車であるにも関わらず、芸能人の間では“ドリームカー”として通じる。そのため、多くの芸能人たちがランボルギーニに乗っている。

現在までに知られているランボルギーニを所有する芸能人は女優ハン・チェヨン、チン・ジェヨン、BIGBANGのG-DRAGON、JYJのジュンスなどである。また、ペ・ヨンジュンはメルセデス・ベンツの最高級モデルである7～8億ウォン(約7500～8500万円)台のマイバッハの持ち主だと知られ、話題を呼んだ。

映画「将軍の息子」でデビューした俳優パク・サンミンも10億ウォン(約1億700万円)もするランボルギーニ・ディアブロを所有しているが、2006年にドラマへの協賛を断られ、自費で車を購入して小道具として使ったことは有名な話だ。