BIGBANG、JYJ、Brown Eyed Soul…フロントマンのソロ戦争が始まった

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今年上半期、韓国で最高の活躍をした後、ワールドツアーを行なっている“韓国最高のアイドルグループ”BIGBANG。“メディア宣伝の制約”の中でも驚くべきパワーを示しているJYJ。“韓国男性ソウル&R&Bボーカルの王者”として長い間君臨してきたBrown Eyed Soul。3つのグループの名前だけで圧倒される。

PSY(サイ)が今年韓国の音楽シーンを独占し、世界のステージで猛活躍している間、上記3グループのフロントマンであるBIGBANGのG-DRAGON、Brown Eyed Soulのナオル、JYJのジュンスがそのバトンを受け継ぎ、同じような時期にニューアルバムをそれぞれ発売し、興味深い競争を繰り広げることになった。

3人のミュージシャンのうち、一番先に頭角を現したG-DRAGONは、アルバム発表前に先行公開された曲「THAT XX」で論争とともに話題性を集める宣伝効果をたっぷり味わった。18日発売された「ONE OF A KIND」のタイトル曲「CRAYON」は、強烈なサウンドやラップが際立つエレクトロニクスヒップホップナンバーで、多少難解な曲の雰囲気を“G-DRAGONならでのは音楽カラー”でアピールしている。何より、韓国の人気ロックバンド紫雨林(ジャウリム)のキム・ユナとNELLのボーカルキム・ジョンワンがフィーチャリングとして参加した曲「Missing You」と「Today」で、以前のソロアルバムからさらに進化した実力を披露している。G-DRAGONは、主な音楽配信サイトやアルバム販売チャートで1位を独占し、トップの人気を集めている。

9月20日に披露するナオルの1stソロアルバムにも、どのような結果が得られるか関心が集まっている。「Principle Of My Soul」というタイトルで発表される今回のアルバムは、2005年にリリースされたカバー曲コレクションの「Back To The Soul Flight」とは異なり、シンガーソングライターナオルの作品世界に接する本格的なアルバムとなった。収録曲を通じて聞く人の“魂が癒される”ことを希望するというナオルの願いが、本人が導いてきた「Brown Eyes」「Brown Eyed Soul」等、グループ活動時代の人気に負けない結果を成し遂げることができるのか見守りたい。

JYJメンバーの中で、現在一番活発に活動しているジュンスは、今年5月と8月フルアルバムと英語のミニアルバムを発表し、韓国内外のライブコンサートを通じて世界のファンたちと交流してきた。さらに並外れた歌唱力を元にミュージカルにも出演してきたが、ヒット作品として選ばれる「エリザベート」でも主演を務め、韓国の観客はもちろん、たくさんの海外ファンが彼に会うために公演会場を訪れた。今月17日「ミュージカル エリザベート」コリアンキャストアルバムが発売されたが、チケットパワーが強いジュンスを立ててアルバムを先に公開する戦略を取っているのだ。

それぞれ違うカラーの音楽ジャンルを目指す韓国の人気男性グループにおける“フロントマン”であるG-DRAGON、ナオル、ジュンス。韓国音楽シーンの話題の中心だったPSYに続く3人の激しい競争はすでに始まっている。

記者 : ハリソン