パク・シネ、美人という言葉が誰よりも似合う女優…美肌の管理から人気の秘訣まで

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“美人”という言葉が誰よりもよく似合う女優パク・シネ(24)。しかも、生花からワンスキーまで何でもできる多芸多才な美人だ。グラビア撮影が終わった後、照明がなくても華麗なメイクがなくても綺麗なパク・シネに会った。隠すところなく清く澄んだ彼女の眼を見ながら、たわいない打ち解けた会話を交わした。

―映画「尚衣院」で初めて時代劇に挑戦した。難しかった点は?

パク・シネ:他のことより、カチェ(朝鮮時代に女性の髪を豊富に見せるために被ったかつら)の重さに耐えるのが大変でした。韓服(韓国の伝統衣装)は元々好きで不便に感じませんでしたが、カチェの重さが一番大変でした。重くて首に負担がかかるほどでした。カチェのせいで撮影が終わると、腰まで痛くなっていました。

―ハン・ソッキュとの共演はどうだったか?

パク・シネ:ハン・ソッキュ先輩は本当に大先輩ですが、現場ではムードメーカーです。大先輩がいつも明るく雰囲気を盛り上げてくださるので、撮影現場がいつも和気あいあいとしていました。私はハン・ソッキュ先輩よりもコ・ス先輩との共演が多かったのですが、お二方とも男らしく、尊敬している方なので最高の共演だったと思います。

―今年は韓国映画の全盛期だ。映画「尚衣院」の観客動員数を予想するとしたら?

パク・シネ:「尚衣院」の封切り前後に多くの時代劇映画が封切りします。まだ観客動員数を予想するには早いと思います。もちろん、私には多ければ多いほど嬉しいですが、まだ謙遜した気持ちでいようと思います。でも、私が出演したからではなくて、本当に楽しく見ていただける映画なので、ぜひご期待ください。

―次回作のSBS「ピノキオ」で嘘をつくとしゃっくりをする“ピノキオ症候群”の患者として登場する。実際に嘘をつくと表れる症状があるか?

パク・シネ:嘘をつくと、顔だけではなく全身に現れます。特に症状があるというよりは、体がぎこちなく反応します。カメラの前で演技する職業ですが、嘘はまた違うと思います。図々しくできません。

―ついてみた最高の嘘は?

パク・シネ:5歳の時だったかな。嘘をついてすごく怒られた記憶があります。幼心でおばあさんの小銭入れからお金を取り出しましたが、よりによって1万ウォン札でした。大きな金額ですが、あの時はお金に対する概念がないじゃないですか。それが大きな間違いだとは思わず、自分は持って行かなかったと嘘をつこうとしました。両親に怒られて後悔した記憶が未だに残っています。あの時以来、人のものに手をつけるのと、嘘は絶対にいいません。

―SBS「ピノキオ」の役柄がこれまで演じてきたキャラと似ているという心配の声がある。

パク・シネ:私にいつも“キャンディ”役ばかりしないで、もっと大胆な変化を薦める方々もいます。私は今まで演じてきた役柄が全て違うと思っています。一度も似ていると思ったことはありません。すべての役が個性的なキャラクターで、心構えも異なっていました。「ピノキオ」での役はその中でも特に変化が大きくなると思います。これまで10代の役を多く演じましたが、今回は20代の実際の私と同年齢の姿をお見せできると思います。見守ってください。

―パク・シネと共演する相手役の俳優は韓流スターになるという話がある。理由は何だと思うか?

パク・シネ:そのような言葉は私にとっても光栄です。相手をその分際立たせるという意味ですから。あの方々は私がいなくても韓流スターになる十分な魅力を持っている方です。私が影響が少しでもあると考えていただけるなんて嬉しいです。実は私のほうが恩恵にあずかりましたが。みんな、ありがとう。


―一番息が合った男性俳優は誰?

パク・シネ:チャン・グンソクさんです。SBS「美男<イケメン>ですね」を撮影する時、本当に息がぴったり合っていました。どんなシーンも息ぴったりで、スムーズに撮影ができました。作品だけではなく、作品以外でも会話が通じてよかったです。もう一人選ぶとしたら、イ・ミンホさんです。一番最近共演したのもありますし、もともと性格がよくて息が合いました。記憶に残る方々です。

―“自然美人”という評価が多い。必ず整形しなければいけない場合、整形したい部位は?

パク・シネ:鼻と親指です。幼少時代からすっと通った鼻が欲しかったです。でも、最近はむしろ私の鼻が魅力だとおっしゃる方が多いです。それで、鼻を整形しようという考えは捨てました。最近まで悩んでいた手術は短指症の手術です。私が、親指の先が非常短くて醜いんです。親指の爪を伸ばさないと、親指を公開するのが恥ずかしいです。先日まで真剣に悩んでいましたが、これすらも私の一部だと考えることにしました。

―肌がとてもきれいだ。お肌の管理にノウハウがあるとしたら?

パク・シネ:特に秘訣はありませんが、メイク落としに時間をかけるほうです。界面活性剤を避けて、お肌に必要な油分だけ残そうとしています。最近のような季節にはモイスチャークリームもたっぷり塗ります。両親二人とも肌が綺麗です。両親に感謝したいです。

―最近痩せた。実物より画面がぽっちゃりしているように見えるが、ストレスはないか?

パク・シネ:私が他の俳優よりぽっちゃりしているのは事実じゃないですか。しかし、体重管理がストレスになったりはしません。偶然ハリウッドの女優ジェニファー・ローレンスのインタビューを見たことがありますが、200%共感しました。スリムなボディにこだわらないと言っていました。私もスリムなボディだけを好む考え方には共感しません。痩せているばかりのボディよりは、健康なボディが女優にもっと似合うと思います。

―着実に作品活動をしている。幼いころから演技を始め、倦怠期もありそうだが。

パク・シネ:作品が終われば、合間を縫って旅行に行くほうです。様々な趣味も持っていますし。特にワンスキーが好きです。普段からマリーンスポーツがとても好きですが、最近はワンスキーにハマっています。また、生花や陶器も焼きますし、様々なアクティビティを楽しむほうで、倦怠期はまだ感じていません。

―パク・シネの曲はいつ聴いてもいい。一緒に歌いたい男性歌手は?

パク・シネ:BUMKEYとZion.T、SUGAR BALLのような歌声が好きです。いつ聴いてもいいですね。チャンスがあれば、ぜひ一緒に歌ってみたいです。

―アンチファンも少なく、厚いファン層を持っている。その秘訣は?

パク・シネ:よく会うファンはなるべく覚えるように努力します。名前まではいかなくても、見慣れた顔はなるべく覚えようとします。よく見かけるファンが長い間姿が見えないと心配にもなるし、会いたくなります。そんな些細なことにファンたちは感動してくれました。気持ちが通じるというのが秘訣といえば秘訣なのかもしれません。

―アジア全域で最高の人気を博している。韓流スターとして人気を管理する方法は?

パク・シネ:別に管理していることはありません。韓国と海外のファンを別々に考えていませんし。遠くからも私の作品を見て応援してくださるので、最大限多く訪れて、いい演技でお応えしようと思います。ファンのおかげでさらに演技を頑張っていると言っていいでしょう。

記者 : キム・ドゥリ