サスペンダーから下着まで…ヒット曲を生み出すためのホットアイテムを紹介!

OSEN |

歌手にとって歌とダンスは選択ではなく必須項目だ。しかし、歌やダンスが上手だからといって人気が得られるのだろうか。答えは「NO」だ。大衆の視線を引き寄せる“イット・アイテム”がなければ勝率は落ちるしかない。ガールズグループからソロ歌手まで、ファンを興奮させる歌手たちのイット・アイテムトップ5を集めてみた。

Girl's Dayのサスペンダー

最もホットなアイテムは、Girl's Dayが「期待して」のステージで活用したサスペンダーだろう。可愛い妹として人気を集めたGirl's Dayがサスペンダーを上げたり下ろしたりすると、男性たちは沸き立った。女性たちは首を傾げたが、男性たちはこのサスペンダーダンスがズボンを脱ぐ動作を連想させるということで、目を離すことができなかった。MBCバラエティ「本物の男」では軍人たちが5月の大学の学園祭で両腕を広げ歓迎した。その結果、Girl's Dayは今年の上半期に既に昨年の売上額を突破し、大きく跳躍した。弾みをつけたGirl's Dayは、次のアイテムとして九尾狐(クミホ)の尻尾をチョイスした。

Brown Eyed Girls ガインのおでん

PSYの「GENTLEMAN」は「江南スタイル」と同じくB級ユーモアを軸にしていながらも、ニュアンスは若干違った。MVの全般に敷かれた性的コードが“より”開放的だった。そのうち、断然話題を集めたシーンは、ガインがおでんを食べる姿だった。PSYと一緒にウキウキしながら屋台に入り、“モッパン”(食べるシーン)比べに入った彼女は、長いおでんを美味しそうに頬張り、(性に目覚めた) 一部のネットユーザーにいやらしい想像力を引き起こした。おでんに何故かついていたマヨネーズをめぐっては、様々な意見が飛び交った。それでもさすがPSYだった。同MVは世界的に上半期に最も多くクリックされた作品であることはもちろん、最も短期間で億単位の再生回数を記録した作品として残っている。

SISTAR19の透明な椅子

SISTARは昨年、「私一人(Alone)」「LOVING YOU」に続き、昨年上半期に「いた人がいなくなると」「Give It To Me」で連打席ホームランを打ち上げ、名実ともにトップグループとして定着した。そのうち、ヒョリンとボラで構成されたユニットSISTAR19の「いた人がいなくなると」は、セクシーだがいやらしくはないパフォーマンスだった。ショートパンツ姿で透明な椅子の上に座り、体を近づけたり離したりする振り付けは、健康的な魅力のメンバーたちのボディと調和し、濃艶な雰囲気を演出した。しかし、バラエティで体育アイドルとして活躍した上、歌の実力でも認められているため、セクシーコンセプトには“免罪符”がつき始めた。

少女時代の帽子

いつも長い髪の毛を垂らし、はにかむ笑顔を見せていると思っていた少女時代が、野球帽を後ろ向きで深く被り、ステージの上に上がってこれを客席に向かって投げる瞬間、少女時代の第2幕は開いた。既に「The Boys」を通じてカッコイイお姉さんに生まれ変わるという意志を表明したことがあるが、今回の新曲「I Got A Boy」の衝撃は少なくなかった。少女時代は年下の男が可愛くて仕方がないという、本物の女の子たちのおしゃべりを持ってきた歌詞に、てんでんばらばらに見える構造のメロディでおじさんファンたちを“メンブン”(メンタル崩壊) にした。好き嫌いが分かれた。ガールズグループが曲のコンセプトとステージだけでこれだけ熱い論争を呼び起こしたのは初めてだった。

キム・イェリムの下着

ロイ・キムが多少ダサく見えかねないほどまっすぐな姿勢でステージに上がり、ギターを弾きながらカントリーミュージックを歌っている間、Mnet「SUPER STAR K」の1年先輩であるキム・イェリムは、下着を見せるという挑発の切り札を準備した。シーズン4になり、十分に忘れられる恐れがあったシーズン3のヒーローキム・イェリムは、デビューアルバムで下着姿で横になっている姿を見せてネットを騒がせた。下着を連想させるショートパンツは既に音楽界に溢れていたが、今回はそれこそ本当に女の子たちが寝る時に履く“半透明の下着”だった。若い女の子に何をさせるんだと、制作者のユン・ジョンシンにも非難が殺到したが、露出マーケティングは力が強いことを改めて証明した彼女は、音楽ランキングで上位にランクインした。

記者 : イ・ヘリン