シン・ジフン、新曲「泣き虫」MV公開…辛い現実での切ない慰め

TVREPORT |

写真=「泣き虫」MVスクリーンショット
悲しい一日がまた始まった。誰もいない場所で一人で泣いた。頭を下げて肩を落とした。傷付いた彼に泣かないでと、その代わりに笑ってと手一杯の慰めを伝えた。

2日正午、シン・ジフンのニューシングル「泣き虫」が公開された。シン・ジフン特有の抑えられたような淡々とした歌声で始まる「泣き虫」は、後半の爆発的な高音との対比で絶妙な魅力を感じさせた。「泣かないでください、もう」と叫ぶハイライトでシン・ジフンは、まるでこらえていた涙を流し出すように感情を高ぶらせた。

昨年から「HURTFUL」「ハッピーエンド」などの楽曲で説得力のある歌声を披露してきたシン・ジフンは、今回も切ない感性を強調した。疲れた人々の肩を抱きしめ、静かに伝える慰めの言葉で涙を誘う。

「泣かないでください/泣かないでください/もう笑ってください/悲しい一日が近付いたけれど/泣かないでください」で始まる「泣き虫」は、辛い状況で泣いている聞き手を慰める。一人だからこそ肩を落とし、泣いている人を勇気づける。

「今日も寂しい心を抱きしめて/疲れた足を止めて/立ちすくんで泣いているのかな」という歌詞で切ない気持ちを伝えた。そして「もう笑ってください/辛い一日が近付いたけれど/泣かないでください」と慰め、現実を一緒に乗り越え、独り立ちできるように励ました。

「泣き虫」のミュージックビデオはシン・ジフンが座ったまま、その年齢では計り知れない深い感情を表現する構成となっている。モノクロの画面は落ち着いたカラーの画面に変わり、その間シン・ジフンは座ったまま切なく歌い上げた。メリーゴーラウンドや燃えるピアノなどの背景は、淡々と感情をこらえるシン・ジフンの無表情と調和していた。

記者 : キム・イェナ