絶賛公開中の映画「この世の果て」の舞台挨拶が本日8月11日に行われた。舞台挨拶は3回行われ、3回分のチケットは即完売、急遽立ち見のチケットも販売されるなど、熱い反応をみせた。ファン達はこの日、超新星ユナク・グァンスの登場に大興奮、大盛り上がりの舞台挨拶となった。

―MC：今回は上映前になります。皆さんはこれからご覧になるわけですが、お二人は本編を観てどうでしたか？

ユナク：日本では映画を撮ったことがあるのですが、韓国で映画を撮るのが初めてでした。それぞれやり方が違うので、上手く出来るか不安でしたが、完成したものを観たら想像以上に良い作品になっていて自信を持っておすすめできる作品です。

グァンス：キャスト・監督・スタッフとも話したのですが、凄く良い作品になっていてスタッフの皆さんに感謝したいです。

―お互いの演技を見てどうでしたか？

ユナク：想像以上でした。グァンスが演じたヒョックンは難しい役なので大丈夫かな？ と思っていましたが、事前の打ち合わせの時に台本に沢山書き込んで勉強してきていて、すごく驚きました。実際に撮影当日に一緒にお芝居をしたら、まさにヒョックンそのもので、凄いな～と思いました。たぶん皆さんもグァンスの芝居に驚くと思います。

グァンス：ユナクは一緒に演じる時に「すごく芝居しやすかった」と言ってくれましたが、僕もそうでした。超新星のリーダーのユナクではなくて、まさに役に入りきり、ドングォンの姿そのままで目の前に立ってくれて、一人の俳優として凄くカッコイイと思いました。

―役作りについて監督とはどんな話をしましたか？

ユナク：撮影が始まる前に、会いにきてくれました。実際に会った後に監督が台本を書き換えたんですが、すごく演じやすくなったし、さすがだと思いました。監督はとても情熱的で、夢中になってくださったので、それを見て更に僕も集中することができました。

グァンス：最初にお会いする時、いつも通りの服装で来てくれと言われました。そんなに普段から役のヒョックンのようにヤンチャにみえるのかな？ と思いましたが……(笑) ヒョックンというキャラは素直に感情を表現するので、とにかく思いっきり演じる、ということを相談しました。

―相手役のチャン・ヒジンさんとの演技はどうでしたか？

ユナク：ヒジンさんは演技歴の豊富なプロなので、どう演技を合わせるべきかよく考えました。ストーリー的に、彼女に一目ぼれをしないといけないキャラクターなので、ヒジンさんの出演作を観るなどして素敵だな、と自然に思うように持っていきました。

―グァンスさんは緊迫したシーンの多い現場だったと思います。

グァンス：沢山の経験豊富な俳優さんと共演できて勉強になりました。とても仲良くなっていきましたが、撮影に入るとパッと緊迫したムードに変わり、プロの俳優さんのいろいろな面を知ることができました。

―作中、5億ウォンの仕事を請け負うことで物語が急展開しますが、実際に5億ウォン手に入れたら何をしますか？

ユナク：超新星のMVに更に力を入れたいです。あとはファンの皆さんとの無料ファンミーティング。ちょっと残ったら……ハワイに行きたいかな、と思います。

グァンス：う～ん…… 日本で車を1台買いたいです(笑) 残りは全部「この世の果て」の映画のチケットを買って、まだ観ていないファンの皆さんに観て貰いたいです。

―今回お二人はエンディング曲も担当されていますね。

ユナク：映画の撮影が終わってから録音したのですが、最初に仮のガイド曲を聴いたらすごく役にも合っている曲で、いいなと思いました。とてもユナクらしい曲になっているので是非聞いてみて欲しいです。

グァンス：普段超新星や自分のソロ曲を歌うときは凄くかっこつけているのですが、今回は役になりきって歌えたので、その辺に注目して聞いて欲しいです。

―最後に一言お願いします。

ユナク：この作品を観たら、すごく頑張ったことが伝わると思う。自信があります。僕もTwitterなどで感想を見ているので感想を呟いて欲しいです。

グァンス：一丸となって作った作品なので、是非沢山の方に観て欲しいです。宜しくお願いいたします。

「この世の果て」
シネマート六本木・シネマート心斎橋にて絶賛公開中！
公式サイト：http://www.innocentlove-movie.com/contents2.html

【ストーリー】
重い心臓病に苦しむ妹に移植する心臓を探してほしいと言う依頼を受けた興信所の社長チャンシクは、ドングォン(ユナク)とヒョックン(グァンス)に、ある女の拉致を指示する。ドングォンはターゲットの女性で、小さな島に住み、子供たちを可愛がる分校の教師スヨン(チャン・ヒジン)を追うが、スヨンに一目ぼれてしまう。それはドングォンにとっての初恋だった。ドングォンは、彼女を助けて欲しいと社長に懇願するが、社長はそれを聞き入れない。そしてヒョックンは、ドングォンを殺し、スヨンを連れて来いと社長に命令されてしまう……。

【出演】チョン・ユナク(超新星)、キム・グァンス(超新星)、チャン・ヒジン
【監督】キム・ムンフム 【製作】ヤン・グァンドク
2014 年／韓国／100 分／スコープサイズ／カラー／ステレオ 制作：アポロンシネマ 配給：ハピネット (C)Apollon Cinema. 2014.