YG所属歌手のカムバックが延期される理由は?ヤン・ヒョンソク代表の“神の一手”

OSEN |

YG ENTERTAINMENT(以下YG)はカムバックまでの期間が長いことで有名だ。カムバックが間近に迫ったと思ったら突然延期されることも多く、ファンをやきもきさせる。

来月ソロ活動を再開するBIGBANGのSOLも、昨年からまもなくカムバックすると予想されてきた。その後2NE1、楽童ミュージシャンなどが次々とカムバックし、SOLは一体いつ出てくるのかという問い合わせが殺到した。これと同様にPSY(サイ)、WINNERのファンも現在似たような反応を見せている。

このようにカムバックの準備期間が長くなる理由は、ヤン・ヒョンソク代表が29日に公式ブログ「YG LIFE」に掲載した文章を見れば分かる。昨年SOLのアルバムは全ての準備を終えたが、SOLの要請で数曲が追加されたという。普通アルバムの発売においては日程が重視されがちで、このような決定は異例だと解釈される。

ヤン・ヒョンソク代表によると、SOLのアルバムは昨年末に完成段階にあった。彼は「4年前SOLにソロアルバムのプロデュースをしてみなさいと勧めた。アルバム作業が終わりかけていた昨年末、8曲目の「Let Go」と3曲目の「1AM」、5曲目の「BODY」の3曲を共同タイトル曲に決めようとした」と明らかにした。

しかし、それ以降も追加作業が行われた。ヤン・ヒョンソク代表は「アルバム作業をもっとしてみたいというSOLの要請により、昨年末からYGは積極的に取り組み始めた。その後、新たに追加された楽曲が7曲目の『This Aint's It』とG-DRAGONが参加した4曲目の『STAY WITH ME』であり、最後に追加された曲が2ndアルバムのタイトル曲になった『EYES, NOSE, LIPS』だ」と説明した。

PSYも今年1月に新曲のミュージックビデオを撮影した事実が外部に知られ、カムバックが迫ったと予想されたが、カムバックが延期された状況である。当時、すでにタイトル曲が2~3曲確保されたと言われていたが、PSYもSOLと同様に追加作業を行うことになり、より良い曲が誕生している可能性が高い。

ヤン・ヒョンソク代表は、「SOLの2ndアルバムのためにレコーディングまで終えた楽曲が計20曲もあったが、量より質を選択したいというSOL本人の希望に従い9曲を厳選して収録することになった。そのため、全曲がタイトル曲だと言っても良いほど素晴らしいアルバムだと思う」とし「近々、PSYとYGの新人ボーイズグループWINNERに関するニュースを皆様にお伝える」と付け加えた。

SOLの2ndフルアルバム「RISE」は6月2日にリリースされる予定であり、PSYは8日(アメリカ現地時間)に先行公開曲「HANGOVER」をアメリカのABCテレビ深夜トークショー「ジミー・キンメル・ライブ!:ゲーム・ナイト」で初公開する。

記者 : イ・ヘリン