放送終了「黄金の虹」紆余曲折の末に勧善懲悪“チョン・イルは助かるのか?”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC放送画面キャプチャー
ソ・ジンギ(チョ・ミンギ)の終わることのない悪事を最後まで見守ってきた息子ソ・ドヨン(チョン・イル)が自身に銃を放った。

30日の夜に韓国で放送されたMBC週末ドラマ「黄金の虹」最終回では、成功のためにありとあらゆる悪事を働いてきたソ・ジンギの没落とソ・ドヨン、キム・ベクウォン(AFTERSCHOOL ユイ)カップルのストーリーが描かれた。

ソ・ドヨンは悪事を働いてきた父ソ・ジンギを自分の手で倒した。ソ・ドヨンの計画によってソ・ジンギは黄金グループを失い、キム・ベクウォンはグループの会長になった。

そして父ソ・ジンギを訪ねたソ・ドヨンは「今、僕と一緒に警察に行くならあなたを許す。僕は獣の子供になりたくない」と自首するよう説得した。ソ・ジンギは息子の言葉を受け入れ、自首を約束した。

すべてが終わったと思ったソ・ドヨンはキム・ベクウォンに会い、ソ・ジンギの指示で犯してしまった罪を償うため自首すると伝えた。涙を流しながら自身を掴むキム・ベクウォンを連れてソ・ドヨンは2人だけの婚約をするために旅行に出た。

すべてが順調に進んでいるかのように思われたが、悪人ソ・ジンギは反省していなかった。ソ・ジンギはウェディングドレスを着たキム・ベクウォンを拉致し、ソ・ドヨンに電話をかけて「株式を返さないとキム・ベクウォンを殺す」と脅威した。

最後の瞬間に向き合った3人、ソ・ドヨンは自分のこめかみに銃を構えた。ソ・ドヨンの行動にソ・ジンギはやっと自分の罪に気付くが、ソ・ドヨンは「息子として父親に銃を向けることはできないから、僕は自分を撃つ」と言い、自身に銃を放った。

3年後、キム・ベクウォンの黄金水産は貧しい漁民たちを支援する成功を収めた企業として成長し、目の前で息子の行動を見たソ・ジンギは精神に異常をきたしていた。しかし、幸いにもソ・ドヨンは3度にわたる大手術で命を取り留めた。そして、相変わらず一緒に生活する7人の兄妹たちの姿と共にドラマは幕を下ろした。

2013年11月2日に韓国で初放送された「黄金の虹」は、血より濃い絆で結ばれ共に暮らす兄妹7人が、海洋水産分野で成功する過程を描いたドラマだ。「黄金の虹」の後続番組としてMBC新週末ドラマ「ホテルキング」が4月5日に韓国で放送スタートする。

記者 : イ・スンギル