JYPエンターテインメント(以下JYP)が新しいボーイズグループを出撃させて、SMエンターテインメント(以下SM)のEXO、YGエンターテインメント(以下YG)のWINNERと共に新トロイカ(ロシア語で数字の3、三つ一組のもの)ラインの形成に乗り出した。

JYPは1日、“ポスト2PM”と呼ばれてきた新人ボーイズグループGOT7を正式に発表し、先立って大手事務所のポストボーイズグループとして位置付けられているEXOとWINNERを結ぶトロイカラインを完成した。

JYPが2PM以来6年ぶりに世に出すGOT7は、海外進出に最適化されており、差別化されたパフォーマンスを披露することが伝えられ、期待を集めている。

先にデビューして人気を集めたEXOが、中華圏のメンバーたちを前面に押し出して中国でも勢いを見せ、WINNERがBIGBANGに続く“よく遊ぶ”ステージで期待を集めているだけに、海外進出とパフォーマンスの両方を武器にしているGOT7の切り札にも関心が集中している状況だ。

GOT7はJYPが初めて披露するヒップホップグループで、“マーシャルアーツトリッキング”というジャンルを得意とするパフォーマンスチームである。“マーシャルアーツトリッキング”とは、武術の要素を盛り込んだ動きをベースにした華やかな技で、先輩グループ2PMが披露してきた“アクロバティック”とは異なる、足蹴りや回転アクションなど武術的な要素やブレイクダンスのスタイルを組み合わせたジャンルである。

JYPエンターテインメントは3日からGOT7のメンバーを公開する予定で、15日にミュージックビデオの公開、16日にMnet「M COUNTDOWN」でデビューステージを披露、20日には1stミニアルバムの発売を始める予定だ。