MBC新週末ドラマ「黄金の虹」(脚本：ソン・ヨンモク、演出：カン・デソン)が韓国で2日午後9時55分からスタートする。

「黄金の虹」は、運命の輪が繋げてくれた7人の兄妹の人生を描いた作品だ。「メイクイーン」を手がけたソン・ヨンモク脚本家と、「マイ・プリンセス」「アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり」で感覚的な演出を披露したカン・デソン監督がタッグを組んだ。週末のお茶の間を温かい感動と笑いで染める「黄金の虹」の観覧ポイントをここに紹介する。

◆子役スターの捨て所のない演技熱戦

「黄金の虹」が他のドラマと最も差別化されている点は、子役スターたちがドラマ序盤の相当の部分を飾るというところだ。“子役スター”キム・ユジョンをはじめ、ソン・ユジョン、オ・ジェム、ソ・ヨンジュ、キム・ドンヒョン、アン・ソヒョン、イ・スンホ、チョン・ユンソク、キム・テジュン、チェ・ロウンなど、第1話と第2話に出演する子役俳優だけでも12人にのぼる。特にキム・ユジョンは「メイクイーン」に続き、もう一度ブームを巻き起こす予定だ。

カン・デソン監督は「撮影をしながら、子供たちの純粋な心に癒されるような感じだった。私が受けたその感情を、視聴者のみなさんにも届けたい」と伝え、期待を高めた。

◆奥深さの違うベテラン俳優が勢揃い

子役たちとともにドラマのもう一つの軸を担う「黄金の虹」のベテラン俳優のラインナップは、まさに“黄金のラインナップ”だ。16年ぶりにMBCドラマに出演するキム・サンジュンをはじめ、パク・ウォンスク、チョ・ミンギ、ト・ジウォン、アン・ネサン、チ・スウォンなどはその名前だけでも輝く存在感を放つ俳優たちだ。

特に10月中旬に第1話の撮影に参加したパク・ウォンスクは「百年の遺産」とは違った新しい姑役を演じ、注目を浴びた。チョ・ミンギ、ト・ジウォンらは散水車が降らせる雨の中でも揺るぎのないベテランの演技でスタッフの絶賛を受けたという。

◆MBC週末ドラマの不敗神話は続くのか？

「メイクイーン」「百年の遺産」「スキャンダル：非常に衝撃的で不道徳な事件」で続いているMBC週末ドラマの不敗神話を「黄金の虹」が繋げていけるのかも関心を集めている。「黄金の虹」の執筆を務めるソン・ヨンモク脚本家が「メイクイーン」の大ヒットを率いたことがあるだけに、視聴者の期待も膨らんでいる。

ソン・ヨンモク脚本家と息を合わせたアン・ネサン、キム・ユジョン、キム・ドンヒョン、ソ・ヨンジュなど、いわゆる“「メイクイーン」師団”が合流したほか、出演を決めたキム・サンジュンも「脚本家が描いてくれたキャラクターがとても魅力的だった」と満足感を示し、期待を高めた。