イ・ヒョリから4Minute キム・ヒョナまで、セクシースター10年の歴史を振り返る
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“セクシー”はつねに芸能界のホットキーワードである。1967年、韓国で初めてミニスカートを着てセクシースターとして浮上したユン・ボクヒからセクシーなイメージで愛されたチョン・ユニ、キム・チュジャと歌手キム・ワンソン、オム・ジョンファまで、セクシースターはいつも大衆から愛されてきた。それでは2000年代から現在までの10年間で最も愛された芸能界のセクシースターには誰がいるのだろうか。
◆2000年代初め、イ・ヒョリから始まったセクシー女性歌手ブーム
最近結婚したイ・ヒョリは2000年代を代表するセクシーアイコンである。ガールズグループFin.K.L(ピンクル)で活動するとき、清純でハツラツとした魅力をアピールした彼女は、2003年ソロデビュー曲「10 Minutes」を通じセクシースターとして浮上した。ボディラインが際立つタイトな服とセクシーな微笑み、10分以内に男を誘惑できるという挑発的な歌詞の内容などは、男性のファンタジーを刺激した。さらにイ・ヒョリのファッションにも関心が寄せられ「イ・ヒョリみたいに綺麗になろう」という話が出るほど多くの人がセクシースターイ・ヒョリに熱狂した。
そしてそのブームはイ・ヒョリの後を継ぐ次世代セクシースターの登場へと繋がった。歌手チェヨン(ジニー・リー)がヒット曲「2人で」を通じてイ・ヒョリと共に高い人気を博した。またソン・ダムビは「狂ってる」の椅子ダンスで男性の心を鷲掴みにし、セクシースターとして活躍した。
また、ガールズグループJewelryを脱退してソロ歌手としてデビューしたソ・イニョンも、恥骨ラインが大胆に覗く破格的な衣装を着た「あなたが欲しい」を通じて、セクシースターの仲間入りを果たした。
◆2000年代後半、AFTERSCHOOL ユイ&4Minute キム・ヒョナなど、ソロからガールズグループへ
2000年代後半、セクシースターという修飾語はソロ女性歌手からガールズグループのメンバーにつけられるようになった。その中で一番目立つのはガールズグループのAFTERSCHOOL。モデルのような長身と美しいボディラインで愛されたAFTERSCHOOLは、2009年ユイがグループに加わってさらに人気を集めるようになった。特にユイの引き締まった太ももは、いわゆる「クルボクジ(健康的で弾力のある太もも)」と呼ばれ、多くの男性から愛されて一躍セクシースターとなった。また、彼女は当時セクシースターの特権とも言える焼酎の広告モデルに選ばれ、イ・ヒョリと対決したこともある。
ユイ以外にもガールズグループ4Minuteのキム・ヒョナが2000年後半セクシースターとして大活躍した。キム・ヒョナは4Minuteのメンバーとして活動していたときよりも、ソロ活動をしてからより一層愛された。ソロデビュー曲「Change」や「Bubble Pop!」などでパワフルなセクシーさをアピールしたキム・ヒョナは、アイドルグループBEASTのチャン・ヒョンスンとユニットグループとして活動した「Trouble Maker」で最盛期を迎えた。彼女は「Trouble Maker」を通じて、魅惑的な目つきとセクシーなダンスで次世代セクシークイーンとなった。
また、ガールズグループのBrown Eyed Girlsのガインは、成人アイドルのイメージを生かしてソロデビューし、「取り戻せない(Irreversible)」「Bloom」などで魅惑的な魅力を披露しながらセクシースターとなった。ガールズグループSISTARのヒョリンとボラ、Secretのヒョソンなどが彼女たちの後を継ぐセクシースターとして愛された。
◆2010年初めに急浮上したセクシースター、カン・イェビン&クララ
タレントカン・イェビンは韓国人初のUFCのオクタゴンガールとしてデビューし、スポットライトを浴びた。セクシーな微笑みとボリューム感のあるボディ、ロングのストレートヘアなどカン・イェビンの美貌は男性の心をときめかせるのに十分であった。その後、彼女はケーブルチャンネルと総合編成チャンネルに出演し、セクシースターとなった。このようなカン・イェビンの牙城を崩したのがクララである。クララは最近一番ホットなセクシースターといっても過言ではない。5月に、いわゆる“レギンス始球”で話題になった彼女は、毎回公式の場で破格的なファッションを披露してセクシーアイコンとなった。
その後、彼女は各地上波トーク番組に出演し、セクシースターのイメージに対する自身の考えを素直に話し、率直な魅力で愛されている。現在はセクシーなイメージをさらに生かしてSBS週末ドラマ「結婚の女神」に出演し、女優として成功の道をたどっている。
記者 : チョン・ヒョンジン