キム・ギドク監督、ベネチアに登場!取材陣&ファンの“熱い歓迎”

TVREPORT |

キム・ギドク監督がベネチアに姿を現すと世界の取材陣とファンがざわめき、熱い呼応を送った。

キム・ギドク監督は2日の午前9時45分(以下、現地時刻)ベネチアのマルコポーロ空港から入国した。彼は映画祭側があらかじめ用意したボートに乗って滞在先のエクセルシオールホテルに移動した。

ホテルに入るなりものすごいカメラフラッシュがキム・ギドク監督を迎えた。世界の取材陣は彼がボートから降りるところをキャッチするために早くからホテルを訪れていたのだ。ベネチアが愛するキム・ギドク監督の噂はおおげさではなかった。

キム・ギドクの到着を歓迎したのは取材陣だけではなかった。様々な国籍のファンがキム・ギドク監督の入国のニュースを聞いてホテルに入る入り口で陣取っていた。彼らはキム・ギドク監督にサインを求めたり、写真をお願いするなど関心を示した。

ロビーに上がる途中も取材陣とサインや写真リクエストなどが絶え間なく続いた。みんな韓国から来た巨匠を暖かく歓迎し、彼の新作「メビウス」(制作:キム・ギドクフィルム)に対する格別な期待をあらわにした。

キム・ギドク監督より一日早くベネチア入りした主演俳優のソ・ヨンジュとイ・ウヌはホテルにキム・ギドク監督を迎えに来て、取材陣の前で一緒にポーズをとり、雰囲気を盛り上げた。特にソ・ヨンジュとイ・ウヌはまだ映画が公開されていないにもかかわらず、高い人気で視線を引き付けた。

果たして世界の映画界が注目する「メビウス」が取材陣とファンの期待に応えることができるのか、今後が注目される。

「メビウス」のキム・ギドク監督、ソ・ヨンジュ、イ・ウヌは2日の午後、TVレポートとの現地インタビューを皮切りにベネチア映画祭の公式イベントを行う予定だ。今月3日の午前9時、取材陣を対象にSALA GRANDEで初公開され、午後1時に記者会見とフォトコールが準備されている。その後2時45分ごろSALA PERLA公式プレミアが開催される。

また、第70回ベネチア国際映画祭は先月28日から9月7日まで11日間、イタリア・ベネチアのリド島で開催される。開幕作にはサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演の「ゼロ・グラビティ」(監督:アルフォンソ・キュアロン)が選ばれた。キム・ギドク監督の「メビウス」は非コンペティション部門に招待された。

記者 : チョ・ジヨン 写真 : キム・ヨンドク