G-DRAGONの新曲「COUP D'ETAT」革命を率いるナルシストの虚勢な振る舞い

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写真=「COUP D'ETAT」MVスクリーンショット
頭のてっぺんから足の爪先まで自らカッコいいと自負した。平凡になることを拒否し、誰かが気軽に真似することは止めてほしいと警告した。アーティストを超え、革命を率いることのできる唯一の存在として戻ってきた。ナルシストも、虚勢な振る舞いも可能なBIGBANGのG-DRAGONのことだ。

2日正午、G-DRAGONが4年ぶりに発売した2ndフルアルバム「COUP D'ETAT」がリリースされた。既にソロワールドツアーのファイナルコンサートで初披露した「COUP D'ETAT」はヒップホップスタイルの大胆なラップが印象的な楽曲だ。革命に関するテーマを、G-DRAGON流の音楽で解いた。

G-DRAGONは自身の歌を通じて革命を導き出すことを宣布した。重いテーマにみえるが、G-DRAGONは「しっかり隠れて、髪の毛ボイルラー(見えるかも)/僕は父の家に設置した新しいボイラー/そう、これはスポイラー/I'm so fly/怖い“F”キラー/女たちの心を盗むゴリラ」などのライムで面白みを与えた。

自らを「このGAMEで僕はタ to the チャ」、相手を「君はサ to the チャ/絶対に分からないからFAME」などと表現し、才気溢れる歌詞を披露した。その後もG-DRAGONのストレートな表現は続いた。

G-DRAGONは「時間が金なら僕はかなり貧困/1年365日ホン・ギルドン(韓国の有名小説の主人公、超能力が使える)神功/僕の携帯は泣きっぱなし、赤ん坊みたいに/僕の携帯は吠えっぱなし、隣の犬みたいに/ナルシストに虚勢甲 すごく図々しい/平凡になるのが僕の唯一の禁則/中途半端な男たちは真似禁止」というキュートな警告のメッセージも付け加えた。

しかし、ミュージックビデオの雰囲気は唱えている歌詞とは対照的だった。荒廃化した都市でG-DRAGONは希望を見つけ出そうと頑張った。しかし、希望は簡単には手に入らないということを全身で表現した。G-DRAGONは顔を黒く塗り、目を隠した。灰色の背景の中でG-DRAGONは黒と赤で自身の存在を強調した。闇の中に隠されている明るい世界を掴むために、G-DRAGONは必死だった。

G-DRAGONは「This is my Coup D'e Tat/口から口にまわるブーメラン/Hand's up get high/歌が始まった、歌が終わった」というサビで親しみのある魅力も加えた。

他にもG-DRAGONはダブルタイトル曲「BLACK」や「WHO YOU?」を含んだ計5曲を公開した。5日にはもう一つのタイトル曲「CROOKED」と「NILIRIA」を含む計7曲を公開する。

記者 : キム・イェナ