Dynamic DuoのGAEKO、E-Sensのストレートな批判に応酬「君は目立ちたがり屋」

OSEN |

ヒップホップグループDynamic DuoのGAEKOが後輩ラッパーE-Sensの挑発的な公開批判に大胆でストレートなラップで対応し、正面勝負をかけた。

GAEKOは24日午後、自身のTwitterにSoundCloudにアップロードした自身の楽曲「I Can Control You」を公開した。この10時間前、GAEKOは「『Control』ビートをダウンロードした」という言葉で批判戦への参戦を予告し、人々の関心を集中させたが、ついに完成した楽曲が公開された。

GAEKOはE-Sensに対し「君は一生懸命なラッパーたちに大麻をくれた」「大便をして事務所に処理してほしいと言うのと同じ」「我慢してくれた兄を裏切り、カカオトーク(チャットアプリ)で背中を向けるのと同じ」「君みたいな目立ちたがり屋たち」などの言葉で応酬した。

また「多分10年後にもPrimaryの『毒』が君の代表曲。『あ、GAEKOを批判した子ね』『仕事がなくて引退した子ね』ってね」と皮肉り、E-Sensがラッパー崩れだと批判したCHOIZAについては「大物ラッパーと作った10枚目の大ヒットアルバム『BAAAM』」と指摘した。

続けて「口癖のように君は言った。GAEKO兄さんが僕のロールモデルだと。今この瞬間からまた僕は君のロールモデル」というラップで歌を終えた。これに先立ち参戦したE-SensやSwings及び一部のアンダーシーンのラッパーたちが大胆な悪口を混ぜてラップを作っていたのとは対照的に、強烈なラップとライムが注目を浴びた。

実際、今回始まったヒップホップ界の批判戦にGAEKOが参戦したのは、少し意外なことであった。これまで批判戦に参加したSwings、E-Sens、Ugly Duck、TakeOne、Yasu、Deepflowなどと違ってGAEKOは韓国のヒップホップ界で占めている社会的な地位や、メジャー音楽業界までも網羅する音楽的な成功を収めた現在の位置、レーベル事業を率いているビジネスマインドなどのすべてを考慮する必要があった。失うものはもうないE-Sensと、この戦いで得られるもののないGAEKOの対決であったためだ。

E-Sensの「You Can't Control Me」に応酬したGAEKOの対抗曲にE-Sensがまたも新しい批判曲を持ってくるのかは依然気になるところだ。E-Sensが指摘した部分にGAEKOがラッパーとして対応しただけに、多少敏感な題材まで歌詞に続々と登場し、状況はより一層デリケートとなっている。

しかし、E-SensはAmoeba Cultureとの契約が解除してから所属事務所なしで一人で楽曲の作業を続けてきただけに、GAEKOの対応曲にまたも批判曲で応酬する可能性は高い。もちろん後輩の批判曲に一度対応してくれたGAEKOがまたも反応する必要や理由はないというのが大半の意見だ。

2013年、新曲がリリースされる度に各種音楽配信チャートを総なめにし、韓国歌謡界の主流ジャンルとして浮上したヒップホップだが、ラッパーSwings、E-Sensを筆頭にしたピンポンのようなやりとりや、その中で参戦したGAEKOによってますます拡散する批判戦で今後ヒップホップ界及び歌謡界にどのような影響が出るのか、注目が集まっている。

Amoeba Cultureは7月、E-Sensに契約解除を通知し、Supreme Teamの解散を公式化した。当時所属事務所側は「元々アンダーヒップホップシーンでプロジェクトのように結成されたチームだった。本来通りソロとして各自の道を歩むことになったため、解散という言葉は相応しくない」とし「今後Supreme Teamという名前で発売されるニューアルバムはないだろう」と伝えていた。

記者 : パク・ヒョンミン