「天命」イ・ドンウク、愛妻家ならではの一面を披露

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写真=KBS 2TV
俳優イ・ドンウクが愛妻家ならではの一面を思う存分披露した。

韓国で12日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「天命:朝鮮版逃亡者物語」(脚本:チェ・ミンギ、ユン・スジョン、演出:イ・ジンソ、チョン・ウソン、以下「天命」)では、真心を込めてホン・ダイン(ソン・ジヒョ)の面倒を見るチェ・ウォン(イ・ドンウク)の姿が描かれた。

チェ・ウォンは養父チャン・ホンダル(イ・ヒド)を失い、落ち込んだダインが食事をしないと、茶碗を持ってダインを追った。チェ・ウォンは何も言わず、ダインの腕首を手にし、脈を診断した。ダインが腕を離そうとすると、チェ・ウォンは「このままいて。大丈夫だと、元気を出すと自信満々に言っておいて、これは何だ。気力がここまで弱くなっているとは」とし、「無理でも全部食べるんだ。食べなかったら食べさせて欲しいという意味として受け止めよう」と伝えた。

ダインは仕方なくスプーンを手にしたが、嫌々と食べるだけだった。チェ・ウォンは「豪快に食べるんだ。どうしてうちのランよりも食べないんだ。どうやってこういう君を信じて、ランを預けて大きな仕事に行けるんだ?」と心配した。ダインが「私の心配はしないでください」と話すと、チェ・ウォンは「口だけで終わらずに、これを全て食べるんだ。すると、僕も心配はしない」とダインの口元を拭き、手を繋ぐなど愛情を表現した。

このような二人の姿を見たソベクは「本当に二人は恋でもしてるのかな?では、このソベクはどうすればいいんだ」と落ち込んだ。

夜遅く、チェ・ウォンは水を持ち、ダインの寝室を訪れた。ランと添い寝をしているダインの姿を見た彼はそっと布団をかけてあげ、「君も命を落としかねない」というイ・ジョンファン(ソン・ジョンホ)の言葉を振り返った。眠っていたダインもチェ・ウォンが心配だったのだろうか。ダインは悪夢でも見ているかのように顔をしかめ、寝言を言った。チェ・ウォンはダインを軽く叩き、「大丈夫。大丈夫だから、ゆっくり寝て」と話した。ダインはその言葉にすぐ安らかな顔となった。

チェ・ウォンはダインのためなら跪くのも躊躇わなかった。翌日、山村の人々はダインの養父がキム・チヨン(チョン・グクファン)の仲間だったことを知り、憤った。チェ・ウォンはどうすることもできずにいるダインを後ろにし、「彼はすでに故人となった人だ。僕の供述書で、キム・チヨンを罰する。なので、今回の一回だけは僕を信じてほしい」と跪いた。

ダインへのチェ・ウォンの気持ちは揺るがないものだった。チェ・ウォンは「私も綺麗なお嬢さんのように泥棒(チェ・ウォン)と恋がしたいな」というソベク(ユン・ジニ)に「君は僕にとっては妹のような人だ。すまない。僕は君のその心を受け止めることができない」と断固に断った。

また「君のことを最も大事にしてくれるのは、僕ではなくコクジョン(クォン・ヒョンサン)その人だ」という言葉でソベクの告白を断った。

この日の放送ではイ・ドンウクの優しさがピークに達した。特に、イ・ドンウクとソン・ジヒョのロマンチックな姿が見る者をときめかせた。二人は唇を拭ったり、手を繋ぐなど大胆なスキンシップを披露し、お互いへの愛情を表現した。

放送を見た視聴者は「イ・ドンウクのラブストーリーの演技は本当に最高」「今日は眼差しが甘く、女心が揺さぶられた」「二人の相性がどんどん良くなっている」「こんなに優しい男は再び現れるのだろうか」などのコメントを寄せた。

この日の放送でチェ・ウォンは、中宗(チェ・イルファ)を訪れ、供述書を渡し、キム・チヨンの黒幕として文定(ムンジョン)王妃(パク・ジヨン)を挙げ、緊張感を高めた。

記者 : シン・ナラ