「悪魔は誰だ」超高速で観客動員数150万人突破の秘訣とは?

OSEN |

「新しき世界」以来、最短期間で観客動員数150万人を突破した映画「悪魔は誰だ」が、子供を持つ女性客からの絶大な支持を受けながらヒットを続けている。

公開から僅か13日目にして観客動員数150万人を突破した「悪魔は誰だ」は、「新しき世界」以来、今春公開した韓国映画のうち最短期間で新記録を打ちたてている。同時期のそうそうたるライバル作の中でも3週間連続で韓国映画興行成績1位をキープし、5月最高の韓国映画であることを証明した。

今回の快進撃は、急速に広がる口コミのおかげで可能となった。特に、この口コミの中心にはオム・ジョンファが熱演した主人公ハギョンのように子供を持つ30~40代の女性客がおり、より注目を集める。検索サイトや映画予約サイトを見ると、主に映画館を訪れる10~20代の女性客に負けないほど、30~40代の女性客の予約率が特別に高いことが分かる。これは、「悪魔は誰だ」が家族全員で見られる国民的スリラー映画として、特に、母親層の気持ちを完璧に掴んだことを表している。

連日のように様々な母親向けコミュニティサイトには、「オム・ジョンファと娘が電話する時にちょっと涙が…映画を見た後、うちの子供たちから育ててくれてありがとうと言われました」「娘がいるためか、主人公の母親の気持ちがとても伝わりました。映画館を出て、娘の手をぎゅっと握りました。生きていてそばにいてくれるだけで、こんなにもありがたいなんて」「もし私だったら、と思いながら見ました。見る間も色々と考えさせられる作品だと思います」「オム・ジョンファの演技が光る作品。この土地で子供を誘拐するようなことは絶対に起こらないでほしいです」「一瞬も目が離せませんでした。最後は感動の涙まで…子供を対象にした犯罪は撲滅されなければなりません。もちろん、時効もなくなるべきです。子供がいるためか、楽しさとともに共感、恐怖まで全部感じました」など、オム・ジョンファが熱演した母親役に対する共感と児童を対象とした犯罪、時効に対する意見を含んだ投稿が増えている。

子どもを持つ女性客からの共感と強力な推薦により、「悪魔は誰だ」は急速に口コミが広がり、観客動員数200万人に向かって拍車をかけている。

記者 : ユン・ガイ