「百年の遺産」ユジン vs 「私の10年の秘密」ソン・ユリ、元祖ガールズグループ出身女優の対決

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写真=マイデイリー DB
女優に転向したガールズグループS.E.S.出身のユジンと、Fin.K.L(ピンクル)出身のソン・ユリが週末ドラマを通じて対決しており、注目を浴びている。

ユジンが主演を務めているMBC週末ドラマ「百年の遺産」に、ソン・ユリが主演を務めたSBS週末ドラマ「私の10年の秘密」が挑戦状を出して、1990年代にトップガールズグループだった二人が再び対決することになった。

まず、ユジンは「百年の遺産」で、小さい頃に母を亡くしたが父のミン・ヒョドン(チョン・ボソク)に育てられ、思慮深く、明るく元気に成長したミン・チェウォン役を熱演している。

他のドラマに比べて事件の多い「百年の遺産」の主人公らしく、ミン・チェウォンはドラマの序盤から姑パン・ヨンジャ(パク・ウォンスク)によって精神病院に入院させられ、不倫の濡れ衣を着せられた後、離婚するなど多くの試練を経験する人物である。

現実ではあり得ないような事件に頻繁に巻き込まれるキャラクターだが、ユジンはこのようなミン・チェウォンという役を通じて安定した演技力を披露し、視聴者のドラマへの集中力を高めている。おかげで「百年の遺産」は、30%以上の視聴率を記録し、週末ドラマのトップの座をキープしている。

一方、ソン・ユリは「私の10年の秘密」で、目で見た全てのものを写真のように撮って記憶することのできる能力“フォトグラフィックメモリー”の持ち主チョン・イヒョン役を演じている。

劇中でチョン・イヒョンは、悲観的な姿から解離性記憶障害で10年間の記憶を失い、17歳当時の明るい性格となる姿、記憶が戻るにつれて大きく戸惑う姿など、3つの異なる姿を見せる人物である。

ソン・ユリは一時、頻繁に演技力不足を指摘されてきたが、今回の作品で複雑な感情を持ったチョン・イヒョン役を務めて安定した演技力を披露し、好評を得ている。

1990年代後半から2000年初頭まで、韓国を代表するガールズグループのメンバーだったユジンとソン・ユリが、長い間の努力の末に“歌手出身”という修飾語を切り捨てて、完全なる女優として再会したのだ。

ソン・ユリは、先月24日に行われた「私の10年の秘密」の制作発表会で、「『百年の遺産』が上手くいっているので、逆に気が楽だし、ユジンと一緒に同時間帯で演技ができて胸がいっぱいだ。まだ、私たちは死んでいないと思う。かつて、一緒に活動していた友人と競争ができて嬉しく、『私の10年の秘密』も上手くいくことを願っている」とユジンとの再会に特別な感想を残した。

アイドルグループのメンバーによる演技進出がさらに加速している中で、演技者への変身に成功した第1世代ガールズグループのメンバーたちの対決に関心が集まっている。

記者 : イ・スンギル